VIERAからBeer Media Serverを使えるようにしてみる

お手軽にカスタマイズできるDLNAサーバーのBeer Media ServerをREGZA ZP2用にいじってました。しかし、なかなか思ったように動かず疲れてきました。どうもREGZAの挙動が怪しい感じです。

気分転換にDLNAでの対応フォーマットの多いVIERA GT3用の設定ファイルを作ってみました。

REGZAの時と同じく初めにBMSにVIERAを認識させます。
REGZA用のファイルをちょこっと変えてやればすぐにできる、と思ってたのですが…思いのほか手こずりました。BMSにVIERAを認識させる事ができずに30分ほどあれこれやってました。認識しない原因はVIERAの返すクライアント情報にありました。 "User-Agent:"と"USER-AGENT:"の違いでした。
(#3/22追記 string.upperで大文字変換されているのにおかしいですね。今日試したら問題が生じませんでした。違うクライアントの認識結果を見てしまったかもしれません。下のコードも変更しておきます。)

ということで、”common.lua”のビエラワンセグの後ろに次のようにVIERA用条件文を追加します。

 i1 = string.find(string.upper(in_header), "USER-AGENT:", 1, true)
 s = nil
 if i1 then
  s = string.match(in_header, "(Panasonic Digital Media Player/1%.00)", i1)
  if s then
   -- Panasonic ビエラ・ワンセグ SV-ME970
   return "VIERA-SV-ME970"
  end
  s = string.match(in_header, "UPnP/1.0 DLNADOC/1.50 Intel_SDK_for_UPnP_devices/1.2", i1) 
  if s then 
   -- Toshiba REGZA 
   return "REGZA-ZP2" 
  end 
  s = string.match(in_header, "Panasonic MIL DLNA CP", i1) 
  if s then 
   -- Panasonic VIERA
   return "VIERA-GT3" 
  end 
 end

あとはメディア毎の設定ファイルを書けば良いでしょう。イマイチ書き方を解らずやってますが、REGZAに比べ何も余計な事をせずとも30秒送りや早送りができるようです。

ちょっとメディア判定を書き直して見やすくしたつもりです。ほとんどそのまま送るだけ。

まとめ

TSファイルは問題なく再生できました。
HDVファイルは問題なく再生できました。
PSP用iPad用mp4ファイルはトランスコードなしで再生できました。ファイルによっては途中で引っかかるように一瞬停まります。
VOBファイルは再生できます。再生時間が正しく認識されないため早送りとか支障がでます。
DVDのISOファイルはトランスコード再生できました。
quicktimeは試していません。ファイルを持ってないので。
FLVファイルをトランスコード再生するようにしてみました。お手軽にトランスコード設定できるのがBMSのすばらしい所ですね!
トランスコード時はコピーしたBRAVIA用設定と同じく720x480固定サイズになってます。

手元で簡単に試せるファイルしか確認していません。
MP4をトランスコード再生してもBMSがフリーズする事は無いようです。REGZAの時におかしくなるのはREGZAのせい?

”VIERA-GT3.lua”

新しいLuaスクリプトを"BMS2用Luaスクリプト"に公開しています。

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