LEDテープで電飾をつくろう【SP107E】長さ5m LED300個

タイトル

冬の夜には電飾が似合います。LEDテープを使うと安くても派手な電飾が簡単に作れます。5mの長さに300個のLEDが付いたLEDテープを光らせる方法を紹介します。

アドレッサブルRGB LEDテープを使って光が虹色に流れる電飾をつくります。ホントはビデオ撮影用照明が欲しかったのですがビデオネタにならないのでLEDテープで作っていきます。今回はLEDテープを光らせる方法を紹介します。

LEDテープの種類

LEDテープには光り方で大きく3種類あります。
  • 単色: ただ光るだけ (2ピン)
  • RGB: 光る色が変わるもの(4ピン)
  • ARGB: 一個一個色が変えられる(3ピン)
単色のものは光る色を変えることができません。LEDの色は昼光色・電球色などテープによって選べますが後で色を変えることはできません。電源を入れればすぐに光ります。照明器具と同じですね。

RGBのものは光る色を変えられます。RGBとはレッド(R), グリーン(G),ブルー(B)の事です。一つに見えるLEDモジュールの中にRGB3色のLEDが入っています。光らせるにはLEDコントローラが必要です。LEDコントローラはRGB各色の光る強さをコントロールできます。これで色が変わって見えます。たくさんのLEDモジュールが付いていてもすべて同じ色で光ります。ですから光が流れるような演出はできません。電源の電圧は12Vです。

ARGBのものはLED一個一個の色を変えられ光が流れるような演出ができます。Aとはアドレッサブルの略でLEDの場所を指定して色を指定できる事を意味します。光らせるにはLEDコントローラが必要です。前述のRGBタイプと異なるLEDコントローラが必要です。RGBとARGBの両方に使えるLEDコントローラもあります。電源の電圧は5Vです。

今回はARGBタイプのLEDテープを紹介します。どのタイプも値段はたいして変わりません。それなら派手な光らせ方ができるARGBタイプがおすすめです。

今回使ったLEDテープはこれ
長さ5mで300個のLEDが付いています。1mの長さのものやLEDの数が異なるものがあります。防水タイプのものもあります。

LEDコントローラー

RGBタイプとARGBタイプのLEDを光らせるにはLEDコントローラーが必要です。今回はどちらのタイプでも使えるLEDコントローラーを試しました。

最大960個のLEDをコントロールできます。Bluetoothでスマートフォンと接続し専用アプリで光らせ方をコントロールできます。本体にマイクが内蔵されていて周囲の音に合わせた光の演出ができます。内蔵マイクではなくライン入力に合わせて光らせることもできます。いろいろ光らせて遊ぶには丁度よいコントローラです。
RGBタイプとARGBタイプでは電源電圧が異なります。使うLEDテープのタイプに合わせた電源が必要です。

電源

LEDテープとLEDコントローラの電源が必要です。LEDテープのタイプに合わせて電源電圧を選びます。今回はARGBタイプなので電圧5Vのものを用意します。RGBタイプの場合は12Vの電源が必要です。LEDのタイプによって電圧が異なります。間違えてARGBタイプに12Vの電源をつなぐとLEDは壊れます。注意しましょう。

電源はLEDコントローラにつなぎます。LEDコントローラーにはDCジャックの変換ケーブルが付属しています。5.5mm径で中央がプラスのDCジャックです。

一つのLEDモジュールにはRGBの3色のLEDが入っています。それぞれ0.1Wの電力で光るとして必要な電力を計算します。一つのモジュールに3色なので0.3Wです。このモジュールが300個付いています。すると90Wです。5Vで90WのAC電源アダプタは売っていないでしょう。とても太い電線が必要になってしまうからです。この見積もりはとても余裕を持った値のようです。

今回使った電源はこれ


出力の電圧が変えられるAC電源アダプタです。今回は5Vにして使います。LEDコントローラへ繋ぐ前に5Vになっていることを確認してください。
45Wと書いてありますが5Vの時は3Aの出力のようです。すると15Wにしかなりません。前述の90Wの見積もりにはまったく足りていません。しかし、問題なく光りました。
ここで電気の知識無く高出力の電源を使うとLEDテープが燃えてしまう可能性があります。何も考えずに使うなら30W程度までの電源を使いましょう。

配線

LEDコントローラーには電源用ケーブルとLEDテープ用ケーブルが付属しています。
電源用ケーブルには赤と白の電線があります。コントローラの表面に接続の案内があるのでそれに合わせて接続します。

LEDテープ用ケーブルはRGBタイプとARGBタイプとで本数が異なります。今回はARGBタイプなので3本の電線でつなぎます。3本の内訳はLEDの電源用2本と制御信号用1本です。これもコントローラの表面に案内があります。色を合わせれば良いでしょう。私の買ったものでは赤と緑と白の電線でした。本体に白の案内はありません。黒の案内につなぎます。

後はLEDテープとコネクタで接続して電源を繋げば動き出します。

今回はLED300個で光りました。ですがもっと個数を増やしたい、最大の960個までと考えているならLEDテープへ直接電源を接続する必要があります。960個のLEDを光らせる電流をすべてLEDコントローラーから出そうとすると電線が燃えてしまいます。電線の本数を増やして電流を分散させる必要があります。今回詳しく説明しませんが、もっと大容量な電源も必要になります

スマートフォン用アプリ

今回使ったLEDコントローラーはBluetoothでスマートフォンアプリから光り方を変えられます。専用アプリをインストールしましょう。LEDコントローラーにQRコードが書いてあります。スマホで読み取ればアプリのページへ行けます。

アプリを起動したらLEDコントローラに接続します。LEDコントローラーの電源を入れて表示されたらタップします。

LEDテープに何個のLEDが付いているか? LEDモジュールのICの種類は何か? RGBのLEDの順番はどうなっているか?を設定します。使うLEDテープに合わせて設定します。
今回はICの種類を"WS2811", RGBの並びを"GRB"にします。
LEDの数は300個までの好きな数を入れればその数だけ光ります。
LEDは何個かまとめてセグメント分けできるようです。セグメント単位で光の演出がされます。一つのセグメントには最大150個のLEDを指定できます。300個光らせるには2セグメントになります。75個づつ4セグメントでもかまいません。
LEDがマス目状に並んだLEDマトリクスをつなげた時に縦と横のLED数を指定するのにセグメントを使うのでしょう。

ビデオ

写真も無くダラダラと文を書いてしまい結局どう配線するか分からないかもしれません。でも写真を見ても良く分からないでしょう。ビデオも御覧ください。











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