自分だけのサーフボードのフィンを作ろう! ブラウザで設計できる"finFoil.io"
前回はオープンソースのサーフボードCADを紹介しました。次はフィンですね。
探してみるとブラウザからオンラインで設計できるツールがありました。ローカルで動く設計ツールもオープンソースで公開してくれています。すごい。
それではfinFoil.io(http://www.finfoil.io/)を試しに動かしてみましょう。
前回の記事
サーフボードを作ろう! オープンソースのサーフボード設計CAD "BoardCAD"
で紹介しましたようにサーフボードのCADがあるのは予想外でした。世界は広い。
でもフィンなら絶対3Dプリンタで作ってるやつがたくさんいるだろうと思ってました。
大きさが1フィート程度ですから3Dプリントするのに無理が無いです。とはいえ私の買ったBonsai LabのBS01では大きすぎて作れません!
サーフボードの時と同じく立体の3Dモデルをどうやって作るか?サーフボードより簡単なんですが曲面が多くて面倒です。ちょっと形状を変えたいと思っても大変な作業になってしまいます。
海外のサーフィン好きの自作熱には感心してしまいます。モノをつくる楽しさが伝わってきます(実用性はおいといて)。
フィンを設計するCADが無いかなぁと探すとすぐにfinFoil.ioが見つかりました。
デスクトップアプリもオープンソースで公開しています。
finFoil
https://github.com/hrobeers/finFoil
https://sourceforge.net/projects/finfoil/
今回はデスクトップアプリを動かしてみます。まずはダウンロード。
finFoil.ioのトップページからメニュー欄の"BLOG"をクリックしてみましょう。するとデスクトップアプリの紹介ブログThe Official finFoil blog(http://hrobeers.github.io/finFoil/)へ移動します。
Downloadsからダウンロードサイトへ移動しましょう。実行ファイルはsourceforgeにあるようです。
最新版をダウンロードします。この記事を書いた時は1.1.1が最新でした。
ダウンロードしたら解凍します。インストーラは無いようです。解凍したフォルダを開いてfinFoil.exeを実行すれば良いようです。
それでは実行してみましょう。
最初から基本的な形状が表示されています。
メニューも少なくシンプルです。形状はベジェ曲線で作るようですね。ポイントをクリックすると移動できます。接線ハンドルも表示されます。まずは好きにいじってみましょう。
極めてシンプルで判りやすい画面だと思います。
とはいえ、OutsideとInsideって何が違うのでしょうか?軽く触ったところ良く判りませんでした。ThicknessとProfileの関係も判りにくいですね。
でもいじってると何となく理解できるのではないでしょうか。
4つの図にはそれぞれ画像を貼り付ける事ができます。写真などjpegファイルをドラッグアンドドロップで図の上に落とすと写真が半透明で表示されます。
つまり写真から形状のコピーが簡単にできるという事ですね。
そしてSTLファイルへの出力ですが説明しなくても判りますよね。Exportからすぐにできます。
3Dプリンタでミニチュアを作るなら十分すぎます。
大きめのプリンタをお持ちの方は実際に3Dプリントして乗り比べしてみてはどうでしょうか。
そうそう、ついでですのでフィンベースについても紹介しておきます。これが無いと本物は完成しません。
Hans Robeers様はfinFoilの他にfinbasesというプロジェクトも公開しています。
finbasesはOpenSCADで使うスクリプトです。使うにはOpenSCADをインストールする必要があります。
OpenSCADはスクリプトで3D形状を記述するプログラムです。
OpenSCADを実行してfinbasesのスクリプトを開くとこんな画面になります。
スクリプトを開いても何も表示されず困ると思います。ViewメニューからView Allを選ぶと形状にカメラが移動してくれるようです。画面のボタンにもView Allがありますのでそこを押してもいいです。
finbasesには何種類かのベース形状のスクリプトがあります。ご自分のボードのフィンボックスに合わせたモデルを選びましょう。
finbasesで作ったモデルとfinFoilで作ったモデルを結合して3Dプリントをすれば完成です(よね?)。
これでボードとフィンがそろいました。
本物とは言わずミニチュアを3Dプリントする際にもフィンのSTLモデルを簡単に作ることができて便利です。ただしミニチュアの場合、思いっきりデフォルメした形にしないとフィンが薄すぎてもげます・・・
全長12cmほどでプリント。サイドフィンを2つつけたはずなんですがサポート取るときにどっか行きました。小さすぎでした。
ボードとフィンを一つのモデルにするのがまた大変なんですよね。まだ完全に結合する方法が見つからず何か変なんです。文字も変にスライスされてボードと一体化していません。
STLのエラー修正がとにかく面倒です。
探してみるとブラウザからオンラインで設計できるツールがありました。ローカルで動く設計ツールもオープンソースで公開してくれています。すごい。
それではfinFoil.io(http://www.finfoil.io/)を試しに動かしてみましょう。
前回の記事
サーフボードを作ろう! オープンソースのサーフボード設計CAD "BoardCAD"
で紹介しましたようにサーフボードのCADがあるのは予想外でした。世界は広い。
でもフィンなら絶対3Dプリンタで作ってるやつがたくさんいるだろうと思ってました。
大きさが1フィート程度ですから3Dプリントするのに無理が無いです。とはいえ私の買ったBonsai LabのBS01では大きすぎて作れません!
サーフボードの時と同じく立体の3Dモデルをどうやって作るか?サーフボードより簡単なんですが曲面が多くて面倒です。ちょっと形状を変えたいと思っても大変な作業になってしまいます。
海外のサーフィン好きの自作熱には感心してしまいます。モノをつくる楽しさが伝わってきます(実用性はおいといて)。
フィンを設計するCADが無いかなぁと探すとすぐにfinFoil.ioが見つかりました。
finFoil.ioオンラインでブラウザから設計できます。今回は試しませんがIEでは動きませんでした。Chromeで動きました。
"Our online fin editor get's you started in seconds! Design a fin, preview it in 3D and download the 3D model when you're happy."
デスクトップアプリもオープンソースで公開しています。
finFoil
https://github.com/hrobeers/finFoil
https://sourceforge.net/projects/finfoil/
今回はデスクトップアプリを動かしてみます。まずはダウンロード。
finFoil.ioのトップページからメニュー欄の"BLOG"をクリックしてみましょう。するとデスクトップアプリの紹介ブログThe Official finFoil blog(http://hrobeers.github.io/finFoil/)へ移動します。
Downloadsからダウンロードサイトへ移動しましょう。実行ファイルはsourceforgeにあるようです。
最新版をダウンロードします。この記事を書いた時は1.1.1が最新でした。
ダウンロードしたら解凍します。インストーラは無いようです。解凍したフォルダを開いてfinFoil.exeを実行すれば良いようです。
それでは実行してみましょう。
最初から基本的な形状が表示されています。
メニューも少なくシンプルです。形状はベジェ曲線で作るようですね。ポイントをクリックすると移動できます。接線ハンドルも表示されます。まずは好きにいじってみましょう。
極めてシンプルで判りやすい画面だと思います。
とはいえ、OutsideとInsideって何が違うのでしょうか?軽く触ったところ良く判りませんでした。ThicknessとProfileの関係も判りにくいですね。
でもいじってると何となく理解できるのではないでしょうか。
4つの図にはそれぞれ画像を貼り付ける事ができます。写真などjpegファイルをドラッグアンドドロップで図の上に落とすと写真が半透明で表示されます。
つまり写真から形状のコピーが簡単にできるという事ですね。
そしてSTLファイルへの出力ですが説明しなくても判りますよね。Exportからすぐにできます。
3Dプリンタでミニチュアを作るなら十分すぎます。
大きめのプリンタをお持ちの方は実際に3Dプリントして乗り比べしてみてはどうでしょうか。
そうそう、ついでですのでフィンベースについても紹介しておきます。これが無いと本物は完成しません。
Hans Robeers様はfinFoilの他にfinbasesというプロジェクトも公開しています。
finbasesはOpenSCADで使うスクリプトです。使うにはOpenSCADをインストールする必要があります。
OpenSCADはスクリプトで3D形状を記述するプログラムです。
OpenSCADを実行してfinbasesのスクリプトを開くとこんな画面になります。
スクリプトを開いても何も表示されず困ると思います。ViewメニューからView Allを選ぶと形状にカメラが移動してくれるようです。画面のボタンにもView Allがありますのでそこを押してもいいです。
finbasesには何種類かのベース形状のスクリプトがあります。ご自分のボードのフィンボックスに合わせたモデルを選びましょう。
finbasesで作ったモデルとfinFoilで作ったモデルを結合して3Dプリントをすれば完成です(よね?)。
これでボードとフィンがそろいました。
本物とは言わずミニチュアを3Dプリントする際にもフィンのSTLモデルを簡単に作ることができて便利です。ただしミニチュアの場合、思いっきりデフォルメした形にしないとフィンが薄すぎてもげます・・・
全長12cmほどでプリント。サイドフィンを2つつけたはずなんですがサポート取るときにどっか行きました。小さすぎでした。
ボードとフィンを一つのモデルにするのがまた大変なんですよね。まだ完全に結合する方法が見つからず何か変なんです。文字も変にスライスされてボードと一体化していません。
STLのエラー修正がとにかく面倒です。
コメント
コメントを投稿