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マニュアルでサポートが付けられるCraftWareで初めてプリントしてみる


CraftWareという3Dプリンタ制御ソフトで実際にモデルをプリントしてみます。
3DプリンタはBonsai lab のBS01+です。


前回の記事でCraftWare(https://craftunique.com/craftware)のインストールをしました。
画面がかっこいいスライサ CraftWareをインストールしてみる

BS01で使うにはG-Codeファイルを作って他のプリンタ制御ソフトウエアでG-Codeをプリンタへ送る必要があるようです。

それでは実際にG-Codeをエクスポートしてプリントしてみたいと思います。

造形範囲の設定

とにかく一番はじめはBS01の造形可能範囲をスライサへ教えなくてはなりません。これができなくては話が始まりません。

画面右側のOptionsを押して設定画面を開きます。


Printerタブにサイズを入れるところがあるので入れてみました。加速度も入れる場所があるので設定しておきました。

ちなみにこの設定値はCraftWareを終了させると消えてしまうようです。SIMPLIFY3Dでもそんな動作をしました。なにか保存方法はあるのでしょうか?残念ながら見つけられませんでした。
CraftWareを起動したら毎回この設定をしなくてはなりません。

どうやらこれはバグのようです。
Craftware won't remember print space dimensions
Bart ter Haar
"After this long introduction here comes the fix: if you set the printer parameters in CW1.13, then CW1.14 will find them. I've noticed this forgetfulness of CW1.14 #32757 some time ago. CW1.14 #32692 used to remember settings. "
バージョン1.13で保存しておけば1.14にしても設定されるよ、だそうです。

モデルの追加

モデルを追加してみます。
今回プリントするのはXperia Z3 Compact用のレンズフィルタアダプタです。




いきなり難易度が高いモデルかな・・・ ネジ部分のサイズがどうできるか試したかったのです。
オーバーハングでの面の出来ぐあいも判りますし、サポートの付き方にも興味があります。

サポートをすぐに試したいところですが、その前に地道にプリント条件の設定をしなくてはなりません。

スライス条件の設定

Sliceを押してスライス設定を修正します。


他のスライサをいじった方ならすぐに何の値を入れれば良いか分かるでしょう。もしも初めての方がトライするならプリント速度だけ設定すれば何かできると思います。

サポートを付けてみる

それではサポートを付けてみましょう。


サポート設定の画面です。画面下にサポートの条件設定が出ています。
Minimum Support Steepnessというのがオーバーハング角度見たいですね。サポートが付く場所がモデルに青で表示されています。
SupportBar base thicknessはサポートの柱の太さ見たいです。
Auto-Generate Supportボタンを押せばサポートが付きます。

Minimum Support Steepnessを70度くらいにしないとサポートが過剰気味になります。サポートを減らして付けました。


するとモデルの上側の突起下部にサポートが付きませんでした。これでは造形できません。青く表示されているのでオーバーハングとして認識しているのになぁ。

こういう時はマニュアルサポートです。サポートを付けたいモデルの面をクリックすればそこにサポートが付きます。SIMPLIFY3Dと同じです。

線を引くようにドラッグしたままにすると斜めにサポートを置けます。これは素晴らしいかも。
サポートを消すにはCtrlキーを押しながらクリックします。

とてもいい感じです。

スライスしてみる

マニュアルでサポートを追加して、あとはスライスするだけです。


プリント速度の設定も反映されているようです。一番表面の輪郭だけ遅くできないのかな?

Saveボタンを押せばスライス結果のG-Codeの保存ができます。

SIMPLIFY3Dでプリントする

G-Codeのプリントを他のソフトで行います。今回はSIMPLIFY3Dを使いました。

G-Codeの読み込みはMachine Control Panelで行います。Printボタンを押すとG-Codeファイルの選択ダイアログが表示されプリントが始まります。

プリント結果


これがCraftWareでの初プリントとなります。
層厚は0.2mmです。ちょっと層の縞が目立つかな?

反対側を見てみます。


サポートの柱がブレブレです。この細い柱ならこんなものですかね。もう少し太いサポートにした方がよさそうです。
サポートが細いため途中で折れた場所があります。そのため、上側の突起部分の造形に失敗しています。

サポートを取ってみます。


サポートを取る感じはSIMPLIFY3Dに似て簡単に取ることができました。モデルの外周に付いた無駄なサポートも爪で引っ掛けると綺麗に取れました。いい感じです。

次はフィルタのネジ部分を見てみます。実際にCPLフィルタを付けてみます。


いままでで一番すんなりネジ込めた感じです。前回作った時は斜めにネジ込めてしまうので真っすぐ入れるのに苦労しました。ですが今回はすぐに真っすぐネジ込めました。
SIMPLIFY3Dでは造形速度のバグの影響もあったので、今回の方が輪郭が正確にできていたのではないかと思います。

CraftWareの感想

まだ1回しかプリントしていませんが感想を書いておきます。

とにかく画面のUIが綺麗、派手な今どきのソフトウエアというのが良いですね。ほとんど迷うことなく設定ができました。とても良さそうなスライサです。

まだフィラメントの種類による温度設定の変更とかどうやるのかわかりません。ざっと見た感じだとどこにもなかったです。

スライサ自体はマルチエクストルーダに対応していそうですが、設定項目にそういったものが無いのでシングル専用です。CraftBotにデュアルエクストルーダ機でも出れば変わるのでしょうね。

エラーのあるモデルでSIMPLIFY3Dではスライスにおかしなところがあったレンズフィルタですが、CraftWareでは正しくスライスできたようです。

ベータ扱いとはいえフリーでSIMPLIFY3Dみたいな手動サポートを付けられます。大変便利なソフトウエアです。
マニュアルサポートを斜めに生やす事ができます。SIMPLIFY3Dでモデル表面からサポートを生やす必要がある場所でも、斜めのサポートを駆使すればモデルの表面を汚す事なくサポートできます。これは期待できる機能で使いこめそうなところです。

スライスの速度も速いようです。SIMPLIFY3Dでも速いと思ったのですが、それよりもさらに速いようです。



とてもいいですね。Slic3rやSIMPLIFY3Dもマルチスレッドに対応しているようですがCPUパワーを使う事が全く無いです。CraftWareはフルに使ってくれるのでしょうか。

ブリッジに関する設定項目が見当たりません。構造タイプにもブリッジの項目がありません。ブリッジの造形には注意が必要そうです。

フォーラムを見てると質問に対しあさってな答えが返る事が多いようです。ちょっと不安になります。フォーラム担当の方は3Dプリンタをあまり知らないのかな?

しかしながらBS01と直接通信ができないうえブリッジの造形に難がありそうなので、メインのスライサとして使う候補にはならないでしょう。
このソフトウエアをCraftBot専用としてしまうのはもったいないです。ぜひ機能を拡張して様々なプリンタで自由にプリントできるようになってほしいと思います。

マルチノズルプリントをするためSlic3rを離れ他のスライサを探し始めたのですが、SIMPLIFY3Dが今のところ一番良いです。SIMPLIFY3Dもマルチではダメなんですけど、サポート材の構造が一番良くプリントに失敗しにくいです。失敗しても手動サポートで改善できます。

Slic3rはスライサの機能として一番好きです。構造毎に詳細に速度と幅を設定できます。Slic3rとMeshmixerを組み合わせるのも手なのですがSIMPLIFY3Dほどの手軽さが無くサポートも取りにくいので時々試す程度です。
今となってはSlic3rの欠点はスライスがとても遅い事です。SIMPLIFY3Dで速い!と思ってCraftWareがそれより速いとなれば・・・もう戻れない。

SIMPLIFY3DとSlic3rが合わされば最強なのになぁ。

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