TinkerOSに日本語環境を設定する
Tinker Boardで遊んでいます。
TinkerOSに日本語環境を設定する手順をまとめてみます。
Tinker BoardのTinkerOSで日本語環境の設定をしてみます。
この記事のTinkerOSイメージは linaro-stretch-alip-v1.8を使っています。
RASPBIANは作り込みが良くなって手間がほとんどかからなくなっています。ですが、TinkerOSは動くようになっただけという感じです。システムのサイズは小さいのですが何も入っていないだけとも言えます。
頼りにすべき情報もまだ少ないです。そんな時はより大元に近い情報に従ってみます。
一通り眺め、少なくとも
im-configパッケージ
ibus-mozcパッケージ
を入れれば良いようです。使うプログラムのライブライによっては他のパッケージも必要になりそうですが、それはその時に考えれば良いでしょう。
日本語フォントは入れなくとも何か表示できそうなのでこの記事では入れません。
そして日本語ロケールの設定をする必要があるようです。
それではやってみましょう。
最初にやる事はレポジトリの更新です。
upgrade中にコンソールのキャラクターセットを選択する画面が出ました。ここで何を選択すれば良いか分かりませんでした。
カーソルキーで上下に移動します。タブキーで項目間をジャンプします。スペースキーで選択と決定です。
upgradeは終わりましたが、この時にapt自体のアップデートがありエラーが表示されました。自分自身のアップデートはすぐにはできないわけです。
これは
ここで再起動します。
"Input Method"タブでmozcを追加します。
カーソルキーで上下に移動します。タブキーで項目間をジャンプします。スペースキーで選択/決定です。
en_US.UTF-8 と ja_JP.UTF-8 を選択します。
その後、デフォルトの地域をどれにするか選択します。
ja_JP.UTF-8 を選択します。
ここで再起動します。
Linuxで1バイト文字以外を使うと面倒事に巻き込まれる可能性が高いので古い名前のままにしましょう。
Windowsとは違い文字種の多い文化圏の事にあまり気を使ってくれません。
GUIで簡単に設定できます。文字でうまく説明するのも大変なのでビデオを作ってみました。8分過ぎあたりがキーボードの設定です。
これで必要最小限の設定はできたはずです。X-Windowを抜けたらキーボードレイアウトはどうなるのか?・・・今の私にはわかりません。
TinkerOSに日本語環境を設定する手順をまとめてみます。
Tinker BoardのTinkerOSで日本語環境の設定をしてみます。
この記事のTinkerOSイメージは linaro-stretch-alip-v1.8を使っています。
下調べ
Raspberry Piとほぼ同じ手順でできるはずです。TinkerOSはRASPBIAN jessieよりバージョンの進んだstretchです。環境設定に異なる点があるでしょう。RASPBIANは作り込みが良くなって手間がほとんどかからなくなっています。ですが、TinkerOSは動くようになっただけという感じです。システムのサイズは小さいのですが何も入っていないだけとも言えます。
頼りにすべき情報もまだ少ないです。そんな時はより大元に近い情報に従ってみます。
JapaneseEnvironmentDebianのバージョンetch以後なら同じだと思われます。つまりバージョンstretchも同じでしょう。
日本語環境
"Debianのetchでの日本語環境設定について記します。皆さんの設定の参考にしてください。(他の非西欧言語を使う際にも参考になるでしょう。)"
一通り眺め、少なくとも
im-configパッケージ
ibus-mozcパッケージ
を入れれば良いようです。使うプログラムのライブライによっては他のパッケージも必要になりそうですが、それはその時に考えれば良いでしょう。
日本語フォントは入れなくとも何か表示できそうなのでこの記事では入れません。
そして日本語ロケールの設定をする必要があるようです。
sudo dpkg-reconfigure localesとコマンドを打つと設定できるようです。
それではやってみましょう。
TinkerOS Stretchに日本語環境を設定する
レポジトリの更新
SDカードにイメージを書き込んで動かします。最初にやる事はレポジトリの更新です。
sudo apt-get update sudo apt-get upgradeここでdist-upgradeは行わないようにします。TinkerOSのフォーラムを見ているとdist-upgradeを実行するとおかしくなるという書き込みが散見されます。
upgrade中にコンソールのキャラクターセットを選択する画面が出ました。ここで何を選択すれば良いか分かりませんでした。
カーソルキーで上下に移動します。タブキーで項目間をジャンプします。スペースキーで選択と決定です。
upgradeは終わりましたが、この時にapt自体のアップデートがありエラーが表示されました。自分自身のアップデートはすぐにはできないわけです。
これは
sudo apt-get --fix-broken installとすることで修正できます。
im-configパッケージのインストール
sudo apt-get install im-config
【2021/06/30 修正:im-configとするところ、iw-configと書いてありました】
ibus-mozcのインストール
sudo apt-get install ibus-mozc
ここで再起動します。
ibusの設定
再起動後、メニューから"Preferences"→"ibus Preferences" をクリックしてibusの設定をします。"Input Method"タブでmozcを追加します。
地域の設定
地域設定をします。sudo dpkg-reconfigure localesここはRaspbianを使った事があれば同じような設定です。
en_US.UTF-8 と ja_JP.UTF-8 を選択します。
その後、デフォルトの地域をどれにするか選択します。
ja_JP.UTF-8 を選択します。
ここで再起動します。
標準フォルダ名の変更
再起動後に標準フォルダの名前を日本語へ変更するか選択する画面が出るでしょう。Linuxで1バイト文字以外を使うと面倒事に巻き込まれる可能性が高いので古い名前のままにしましょう。
Windowsとは違い文字種の多い文化圏の事にあまり気を使ってくれません。
日本語キーボードの追加
どこの設定ファイルをいじればいいかわかりません。TinkerOSは私にとって新しいディストリビューションなので知識がありません。GUIで簡単に設定できます。文字でうまく説明するのも大変なのでビデオを作ってみました。8分過ぎあたりがキーボードの設定です。
これで必要最小限の設定はできたはずです。X-Windowを抜けたらキーボードレイアウトはどうなるのか?・・・今の私にはわかりません。
im-configをiw-configと書かれています(2か所)
返信削除ありがとうございます。もう使っていないので間違っているのかすら忘れましたが、WiFiの設定が出る場所じゃないですね。
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