100円ショップの鏡でヒートベッドを作ろう【TRONXY XY-2 PRO TITAN】

タイトル
3Dプリンタのビルドシートが傷んできたので新しく取り替えます。同じビルドシートだとまたすぐに汚れてしまうので100円ショップの鏡を使ってみます。ビデオ映えもして良いです。

3Dプリンタ TRONXY XY-2 PRO TITANを使っています。付属していたビルドシートが汚らしいのでビデオでは使いたくありません。
傷んだビルドシート
傷んだビルドシート

しばらく100円ショップの鏡を使っていました。
3Dプリンタを使って一層目の定着に悩むと100円ショップで売っている平らなものを片っ端から試すことでしょう。紙製品は剥がれる。樹脂製品は溶ける。
使いやすいのは鏡です。なによりビデオ映えします。

100円ショップの鏡
100円ショップの鏡
XY-2 PROのベッドサイズは25.5cm四方です。鏡の一方の幅が少し足りません。

十分に使える事がわかったので、もう少し大きな鏡にしてベッドサイズピッタリに鏡を切ってみます。
ガラス切りは持っていたはずなのに見つかりません。しかたないので新しく買いました。


このガラス切りは持つ角度が少しずれると切れません。ローラータイプの方が良かったかもしれません。

以前に使っていた小さい鏡で練習して大きな鏡を切りました。
ミラーベッド完成
ミラーベッド完成

何度も切るのに失敗しました。グダグダな様子はビデオを御覧ください。


百均の鏡を金属クリップで挟むと角が欠けてしまう事があります。
鏡を置くとヒートベッドの厚さは約3.8mmでした。
海外の掲示板でガラスを固定するのに良さそうなクリップが紹介されていました。私はまだ買っていませんが、このクリップがちょうど良さそうです。

4つだけ欲しいのに数が多すぎてポチれません。

鏡へのフィラメントの定着ですが、
PLAはとても良いです。鏡面をキレイにしてベッド温度を60℃にしておけば良くくっつきます。PLAは鏡面に吸い付くような感触があります。
ABSは悪いです。整髪料やスティックのりなどを塗ってベッド温度を80℃にすればくっつきます。ブリムも必要でしょう。ABSは鏡面をスルスルと滑る感触です。

プリンタのZ軸ゼロ点調整ですが、
3Dプリンタに付いていたビルドシートの時は気持ち離し気味にしていました。雑誌の表紙の紙(コピー用紙より少し厚目)がノズルでほんの少し擦れるくらいにし、そこから0.03mmほど近づける位置にしていました。近すぎるとビルドシートから剥がれない、こびりつくからです。
鏡の場合はもっと近づけています。ABSの時は雑誌の表紙の紙がなんとか動かせるぐらいにしています。近づけすぎるとノズルからフィラメントが出なくなりますが、少しでも出ればOKくらいの気持ちです。

造形物の取り外しはとても簡単です。ヒートベッドが冷えれば勝手に剥がれます。
ベッドに付いていた面は艶がありとてもキレイにできます。モデルの見せる面を積極的に1層目へ配置すると良いでしょう。
#3dbenchy first layer
ミラーベッドでの #3DBenchy 一層目



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