実りすぎのミニトマトの茎を支えるサポートをFreeCADでデザインし3Dプリンタで作る
ミニトマトが実りすぎて茎が折れそう・・・急いで支えを作ります。FreeCADで園芸ポールに付け水平に腕を伸ばすような植物サポートを作りました。3Dプリンタでプリントしやすい形状を意識してデザインします。
FreeCADで園芸ポールに後付けできる植物サポートをデザインします。FreeCADでの立体づくりの流れを紹介しています。
植物サポートの形は3Dプリンタでプリントしやすい事を意識しています。デザイン性とか二の次の実用デザインです。3Dプリント時にサポート材が必要ないこと、これ重要。
サポート材って大きなモデルになるほどプリントに失敗しやすくなります。ベッドとの接触面積が少なく剥がれやすい、壁の厚みはノズルサイズで背が高くなると途中で折れる、サポートと細かい形状の境目が曖昧でサポートを剥がす時にモデルを壊す。スライス時にサポートが適切に作られているか確認するのがとても面倒です。
まぁ、今回程度の形状ならほぼ問題は無いのですが。
サポートを必要としないモデルを作るポイントは一つ。45度ほどのオーバーハングで積層させること。空中に飛び出す部分があれば下側に面取りやフィレットを付け突然空中に飛び出す形状を避けます。
今回はミニトマトを支える植物サポートをデザインしますが、思いの外強度が必要とされます。重たいミニトマトを支え台風の風に揺さぶられても耐えなくてはなりません。今回のモデルだとそこまで強度は無いかもしれません。横に伸びる棒から伸びる支柱へ絡まるパーツが根本から折れそう。
3Dプリントだと積層間の接着が弱いですよね。モデルを置く向きとかで回避する事もできます。
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