リモコン付きスポットライトLED照明を付けたいのでインテリアダクトレールを取り付ける
リビング・ダイニングのシーリングライトをLED照明にしたいとずっと考えていました。未だに蛍光灯なんです。電気代も高くなってきたのでLEDに換えることにしました。
いろいろ探して満足できるシーリングライトが無いのでスポットライト照明をインテリアダクトレールに付ける事にしました。
ダイニング、食卓の照明なのでLED照明の演色性が気になります。演色性とは照らした物の色が正しく見えるかというものです。平均演色評価数(Ra)という指標で表しています。Ra100が自然光と同じように見える事になります。この記事掲載時の製品ではRa80~85が多いです。蛍光灯はRa70以下らしいのでLEDへ変えれば今までより良くなるでしょう。色に関わる仕事をする場合はRa90以上の照明が使われているようです。
LEDは白く光りますが白がそのまま光るLEDは存在しません。何を言ってるんでしょう?赤・青・緑の光の3原色は有名なので知っている方が多いでしょう。3つの色を混ぜると白く見えます。蛍光灯も赤・青・緑の蛍光体が光って白く見えます。
白色LEDは青色LEDをベースにできています。青色・赤色・緑色のLED、あるいは青色LEDと赤・緑の蛍光体を使えば白く見えます。他に青色LEDと黄色い蛍光体を組み合わせると白く見えます。青と黄色の組み合わせは安くて明るい白を作れます。自転車のライトや安いLEDライトに良く使われています。自転車のLEDライトの光をよく見ると黄色と青が見えるでしょう。
青と黄色のLEDは白く見えますが赤と緑の成分がありません。このLEDの光を肉料理・野菜料理や肌に当てると色あせて見えるでしょう。顔を照らすとおばけのような顔色に見えます。自転車のライトで照らされた景色はどこか寂しい感じがします。安いLEDは食卓の照明に適していません。レストランでも照明の選択を間違えたお店があります。
赤・青・緑の光で白を作るLEDの方が食卓には適しています。Ra値も高いLEDになります。ですが電気を光へ換える効率が悪くなるそうです。Ra値が高いLEDは電力効率が悪い傾向があります。お値段も高くなります。ですが蛍光灯に比べれば十分に省エネで電気代も安くなるでしょう。
食卓や化粧台にはRa値の良いものを選びたいですね。前述したようにシーリングライトではRa80~85のものが多く、Ra90を超えるのを宣伝しているものもあります。
今回我が家では、プロジェクターを同じ部屋で使いたいと思っているので、光が部屋中を照らさないスポットライトの付いた照明が欲しいと思っていました。今もスポットライト付きの蛍光灯を使っています。ですが最近はそういった商品を見かけなくなりました。それにあったとしても値段が驚くほど高い。
そこでスポットライト型LED電球を使うことにしました。明るさの調整と色合いの調整機能も欲しいです。できればリモコンも。調光できないLED電球ならばRa90を超える製品もあるようです。ですが調光できるLED電球はRa80以上と言う商品が多いです。リモコンもできれば欲しい。調光は絶対欲しかったのでRa90以上は諦めてこの製品を買ってみました。
アマゾンで探すとよく見かける中華製LED電球です。リモコンもよく見かけるタイプです。
調光・調色がリモコンでできます。電球を4つのグループに分けてグループ毎にコントロールできます。1グループ一個というわけでなく複数のLED電球を一つのグループとしてまとめてコントロールできます。リモコンには4チャンネルありどのチャンネルにLEDを割り当てるかを設定しています。
食卓の天井には角型引掛シーリングしかありません。どうやって電球を取り付けるかを考えます。
角型シーリングに電球を取り付けるにはペンダントライトかダクトレールを使うことになります。ダクトレールは電源が通ったレールです。レールに照明器具をはめ込んで使います。
もうひとつの問題が食卓テーブルの真上に角型引掛けシーリングが位置していないという事です。テーブルの中心から数十センチズレた場所にあります。だからペンダントライトなどをぶら下げる事ができません。テーブルとライトの位置がズレちゃうから。
ダクトレールを探すと引掛シーリングの位置を調整できる物があります。これなら位置のズレを調整でそうです。
インテリアダクトレールは厚みが薄い方が目立たずかっこいいと思ったので薄めいやつで選びました。
長さは1mと1.5mがあるようです。1.5mのものを買いました。レールの向きを90度の範囲で変えて取り付けできるようです。
後は電球をダクトレールに取り付けるソケットです。これは電球の口金に合わせて選ぶだけです。
色は白で良かったんですが、黒を買っちゃいました。
作業で大変なのはダクトレールの取り付けです。引掛シーリングの位置や回転ができるインテリアダクトレールを買ったので少し取付部品も多かったです。
埋め込みローゼットならインテリアダクトレールの重量を支える事ができますが角型引掛シーリングでは重いものを支えられません。まずは重いものを吊り下げるための金具を天井に付けます。
木ネジ2本で固定します。照明の重量を支えるのでネジがきちんと効かないと照明が落下する危険があります。前の照明の金具が使えたので流用しました。次が実際に回転する金具です。
それぞれの金具にはインテリアダクトレールの重量がかかります。しっかりネジを締めて固定しましょう。
おおお!
返信削除すごくタイムリーな記事です。参考にします。
ところで、以下の3Dプリンター造形物、こちらでもやってみませんか?(笑)
https://www.youtube.com/watch?v=KO2MKgCZLh4
メカ好きなら一度プリントしたいと思いますよね。プリント難易度はそれほど高くない部品でできてそうですが手間は果てしないですね。
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