Windows8でのWoL(Wake-on-Lan)はデフォルトで動かないらしい

Windows8にしてからWoLがうまく動きません。リモートデスクトップを使うことが多いのでとても困っていました。なんでかな?と思っていたのですが仕様だったんですね。




Windows8のWoLについてサポート情報があります。
Article ID: 2776718  Wake-on-LAN behavior in Windows 8 
自動翻訳がめちゃくちゃなので英語のリンクにしてます。

 Windows8はタブレットやWindows RTを意識して省電力化を意識しているようです。PCの電源を切ったとき不要な部分には電気を流さないようになってきました。デスクトップパソコンからノートパソコンの普及に合わせ、どんどん無駄な部分に電気を使わないような仕組みを作ってきたのです。ACPI(Advanced Configuration and Power Interface)と言われるものです。

WoLとは、LANからPCのネットワーク端子へマジックパケットといわれる特殊な信号が来るとPCの電源が入る仕組みです。そのため、PCのネットワークは僅かな電気で動いていなくてはなりません。ACPIで電気を流さない設定をしてもLANだけはちょっと電気を流すような設定をするのです。この辺の設定はBIOS画面で行う必要がありました。

しかし、Windows8ではこのネットワークの僅かな電流も流さないようにしてしまったようです。持ち運ぶタブレットのバッテリー消費を節約するためでしょう。
デスクトップPCまでこんな事しなくていいのに・・・

そこでWoLを使えるようにするにはこの省電力の機能を止めてしまえば良いことになります。(ちょっと気分的に嫌だけど)
この機能はWindows8で高速スタートアップと言うのに組み込まれているみたいです。Vistaの頃のハイブリッドスリープ見たいなもののようですか。 手順ですが・・・
  1. Open the Power Options in Control Panel
  2. Select “Choose what the power buttons do”
  3. Uncheck “Turn on fast startup (recommended)"
  4. Select "Save Settings"
 となっています。
  1. WindowsキーとXキーを同時に押します。
  2. 表示されたメニューから”電源オプション”を選びます。
  3. ”スリープ解除時のパスワード保護”をクリックします。
  4. ”現在利用可能ではない設定を変更します”をクリックします。
  5. ”高速スタートアップを有効にする(推奨)” のチェックを外します。
  6. ”変更の保存”をクリックし保存します。
  7. 再起動します。
これでWoLが動くようになりました。
最後の再起動はおまじないみたいな感じでやります。

"To disable hybrid shutdown (S4) in Windows 8 (not recommended), "とか書いてあるのが気になります・・・

高速スタートアップをオフにしてもSSDでは立ち上がり時間に差を感じる事は無いみたいです。

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