microSDカードのフォルダをライブラリフォルダとして使う方法
ARROWS Tab Wi-Fi QH55/J がメディアプレーヤーとして活躍できるよう環境を整えています。
Cドライブの容量が少ないためメディアファイルを保存する場所はmicroSDメモリーカードにしたいです。しかし、リムーバブルディスクのフォルダはライブラリフォルダとして使えません。
なんとか回避してmicroSDメモリーカードを使いやすくしてみましょう。
私は基本的に音楽ファイルの管理をWindows Media Playerで(不便でも)行うようにしています。なんだかんだあってもデファクトスタンダードです。他のソフトはWMPのライブラリを自動で変換してくれますから他のソフトでも楽にメディアファイルが使えます。そのため、Windows標準のライブラリ機能をなるべく使っています。
Windows8のModern UIアプリではライブラリフォルダを中心に動くよう設計されたものが多くなるため、なおさらライブラリフォルダを使いやすく設定しておく事が重要になります。
ARROWS Tab Wi-Fi QH55/J ではシステムドライブのストレージ容量が64GBしかありません。空き容量は購入直後40GBあったのが今は20GBほどです。メディアファイルを保存するスペースは有りません。そのため、microSDカードをメディアファイルの保存先に使うしかありません。
Windowsのライブラリのフォルダは簡単に移動させることができます。標準ではすべてCドライブのユーザーフォルダの下層フォルダが設定されています。パブリックのライブラリはPublicフォルダの下です。
これを違う場所へ移動させるにはエクスプローラでライブラリを表示させ、アイコンを右クリックしてプロパティを表示させます。するとライブラリの場所を指定できる画面が表示されます。好きなフォルダを追加するなり、デフォルトの場所を変更しましょう。
"保存場所の設定"を押すと追加したフォルダを個人のライブライに指定できます。
さて、この機能でmicroSDカードのフォルダを指定すればすぐにライブラリをmicroSD上に変更できそうに見えます。残念ながらそうはなりません。リムーバブルディスク上のフォルダはライブラリフォルダとして指定できないのです。
”このフォルダはリムーバブルデバイス上にあるため、追加できません。”とエラーが表示されます。
これは困った・・・と思いました。タブレットの使い道が半減するほどの問題です。
この問題を回避するには・・・
リムーバブルディスクが使えないのなら、ローカルディスクに見せかければいいじゃないか!
となります。古いWindowsならその手を使う所です。メモリーカードのドライバに細工をする事になるのでこの方法は却下です。
手詰まり感を感じますがもう一手残っています。Windowsのジャンクションという機能を使う方法です。Cドライブの下のフォルダに他のドライブのフォルダをくっつけて、他のドライブにあるファイルがCドライブにあるかのように見せかける機能です。Windowsでは陰に隠れていますがこの機能が使えます。ちなみにシンボリックリンクではダメです。
陰に隠れているため設定はコマンドプロンプトから行う必要があります。管理者としてコマンドプロンプトを起動してください。
ジャンクションはCドライブに新しくフォルダを作る感じにコマンド引数を指定します。Cドライブのどのフォルダの下にも作ることができます。
いろいろなフォルダの下に作っても面倒なのでここではCドライブのルートフォルダ直下のSDCardというフォルダにmicroSDドライブのルートフォルダをつなげてしまう例を挙げておきます。コマンドプロンプトに次の命令を打ち込みます。
これでDドライブの内容はすべて”C:\SDCard”フォルダからアクセスできます。つまりリムーバブルディスクではないように振る舞います。このフォルダの下にビデオ用音楽用写真用と好きにフォルダを作って、前述したようにライブラリフォルダでこのフォルダを指定すればCドライブを使わないようになります。
ショートカットに似ていますが、違うフォルダへの移動しないように見せかける所が異なります。
ジャンクションの場所を間違えたり変更したいときは、ショートカットのような矢印の付いたジャンクションフォルダを削除すれば解除されます。ファイルの保存先の中身は消えません。
これで気兼ねなくライブラリにファイルを放り込めます。
Cドライブの容量が少ないためメディアファイルを保存する場所はmicroSDメモリーカードにしたいです。しかし、リムーバブルディスクのフォルダはライブラリフォルダとして使えません。
なんとか回避してmicroSDメモリーカードを使いやすくしてみましょう。
私は基本的に音楽ファイルの管理をWindows Media Playerで(不便でも)行うようにしています。なんだかんだあってもデファクトスタンダードです。他のソフトはWMPのライブラリを自動で変換してくれますから他のソフトでも楽にメディアファイルが使えます。そのため、Windows標準のライブラリ機能をなるべく使っています。
Windows8のModern UIアプリではライブラリフォルダを中心に動くよう設計されたものが多くなるため、なおさらライブラリフォルダを使いやすく設定しておく事が重要になります。
ARROWS Tab Wi-Fi QH55/J ではシステムドライブのストレージ容量が64GBしかありません。空き容量は購入直後40GBあったのが今は20GBほどです。メディアファイルを保存するスペースは有りません。そのため、microSDカードをメディアファイルの保存先に使うしかありません。
これを違う場所へ移動させるにはエクスプローラでライブラリを表示させ、アイコンを右クリックしてプロパティを表示させます。するとライブラリの場所を指定できる画面が表示されます。好きなフォルダを追加するなり、デフォルトの場所を変更しましょう。
"保存場所の設定"を押すと追加したフォルダを個人のライブライに指定できます。
さて、この機能でmicroSDカードのフォルダを指定すればすぐにライブラリをmicroSD上に変更できそうに見えます。残念ながらそうはなりません。リムーバブルディスク上のフォルダはライブラリフォルダとして指定できないのです。
”このフォルダはリムーバブルデバイス上にあるため、追加できません。”とエラーが表示されます。
これは困った・・・と思いました。タブレットの使い道が半減するほどの問題です。
この問題を回避するには・・・
リムーバブルディスクが使えないのなら、ローカルディスクに見せかければいいじゃないか!
となります。古いWindowsならその手を使う所です。メモリーカードのドライバに細工をする事になるのでこの方法は却下です。
手詰まり感を感じますがもう一手残っています。Windowsのジャンクションという機能を使う方法です。Cドライブの下のフォルダに他のドライブのフォルダをくっつけて、他のドライブにあるファイルがCドライブにあるかのように見せかける機能です。Windowsでは陰に隠れていますがこの機能が使えます。ちなみにシンボリックリンクではダメです。
陰に隠れているため設定はコマンドプロンプトから行う必要があります。管理者としてコマンドプロンプトを起動してください。
ジャンクションはCドライブに新しくフォルダを作る感じにコマンド引数を指定します。Cドライブのどのフォルダの下にも作ることができます。
いろいろなフォルダの下に作っても面倒なのでここではCドライブのルートフォルダ直下のSDCardというフォルダにmicroSDドライブのルートフォルダをつなげてしまう例を挙げておきます。コマンドプロンプトに次の命令を打ち込みます。
mklink /J C:\SDCard D:\コマンドを実行する前には、Cドライブに”SDCard”というフォルダが無いこと、microSDドライブがDドライブであること、が前提です。新しくSDCardというフォルダを作る事になり、その中身はDドライブに接続されます。
これでDドライブの内容はすべて”C:\SDCard”フォルダからアクセスできます。つまりリムーバブルディスクではないように振る舞います。このフォルダの下にビデオ用音楽用写真用と好きにフォルダを作って、前述したようにライブラリフォルダでこのフォルダを指定すればCドライブを使わないようになります。
ショートカットに似ていますが、違うフォルダへの移動しないように見せかける所が異なります。
ジャンクションの場所を間違えたり変更したいときは、ショートカットのような矢印の付いたジャンクションフォルダを削除すれば解除されます。ファイルの保存先の中身は消えません。
これで気兼ねなくライブラリにファイルを放り込めます。
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