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ARROWS Tab Wi-Fi QH55/Jを2か月使った感想

ARROWS Tab Wi-Fi QH55/Jを買ってから2か月が経ちました。やっとZ2760の競合タブレットが揃ってきますのでWindowsタブレットに興味を持つ方も増えると思います。



Windows 8 がそのまま動くタブレットPCという事で、まず動作速度に不安を抱きますがCPUの速度に関しては不満を感じる事はないです。Atomだと私が自分に言い聞かせてる所もあります。

デスクトップPCで使うWindows 8の安定感はすごいと感じます。ドライバやOSの不具合で反応が悪くなったり停まることはほぼ無いです。

さて、新しい部品だらけのZ2760の安定感はどうでしょうか。


安定性について

結論から書くと良くハングアップします。
使おうと思い電源ボタンを押して、そのまま無反応になります。
より正確にはタッチ操作に反応しなくなるのでしょうか?何か動いている気配はあるのですがタッチ操作には反応しません。運が良い症状だとWindowsキーでスタート画面を出せます。しかし、デスクトップに切り替えると停まったまま。
また、タッチパネルの操作にOSは応答しているような表示をするがアプリは反応していない様な動作を良くします。タッチするとタッチ場所に波紋のような模様を表示するのですがアプリが期待の動作をしません。デスクトップアプリだとWindows画面を最大化した時によくなる感じです。タイトルバーの元に戻す、最小化そして終了をする事ができなくなります。画面端でスワイプしてもチャームは出てきません。
タブレットPCでこうなるともう何もできません。Ctrl+Alt+Deleteできませんからタスクマネージャも動かせません。電源ボタン長押しで強制シャットダウンしてます。

Bluetoothが時々動かなくなります。機内モードなどにしてデバイスを切ってから動かし直すと動き出します。ドライバの問題でしょうか?これはスマートフォンでも良くありますね。

新しい部品が多く使われているのでデバイスドライバがまだ不安定のでしょう。今後改善されていくでしょう。


通信速度について

ARROWS Tab Wi-Fi QH55/J自体へのデータの入力と出力がやっかいです。これはソフトウエアキーボードや通信速度のことです。ARROWS Tab Wi-Fi QH55/Jは完全なWindows 8マシンです。そのためやりたいことはスマートホンと異なります。大きなデータを操作したいのです。

しかしARROWS Tab Wi-Fi QH55/Jは、中身はWindows 8マシン、外身はスマートホンという作りです。外身というのは外部とのインターフェースの事です。外部とのインターフェースとはWi-Fi / Bluetooth / USB2.0 / SD Card / タッチパネル / ディスプレイ のことです。そしてパソコンとして使うには通信速度が遅いのです。
最新のスマートホンに比べるとWi-FiとBluetoothの通信速度で負けていたりします。Wi-Fiが150MHzリンクできていれば・・・、BluetoothがHigh Speed だったら・・・。

特にビデオ再生メインで買ってしまった私には大きな不満点です。Wi-Fiアクセスポイントの近くならば概ね問題は有りませんが、アクセスポイントのある部屋から離れていくと問題が出てきます。ネットワークを介してビデオを見る場合、ビデオのビットレートが15Mbpsを超えると再生がカクカクしてきます。携帯デバイス向けのエンコードをしなくて良くなると思っていたのにビットレートを落としてエンコードしなくては実用的では無くなってしまいます。SDカードに入れてしまえば再生に問題はないですけど、SDカードに入れるまで何分かかるんだ!という事になります。

悪いことばかりのように感じられると困るので、こういう事に不満を感じるのは毎日大きなデータを更新して持ち歩くような使い方をする場合だけという事もはっきり書いておきます。

一度SDカード等へデータをARROWS Tab Wi-Fi QH55/Jの中に取り込んでしまえば、軽くて持ち運び自由、バッテリーも1日は持つ快適なマシンとなります。
もちろんインターネットやメール程度なら何の問題もないです。


バッテリーについて

バッテリーの充電時間が長いのも微妙に困ります。仕様では5.5時間かかります。満充電してしまえば1日は使ってられるのですが、ついつい手元に置いて使ってしまいます。夜中に充電が一番良いはずですが、ベッドでインターネットを見てそのまま寝てしまう事が多く充電するタイミングがありません。これは使い勝手が良すぎて困っているとも言えます。寝室に充電器を置く場所がないんですよね。

バッテリー消費の感じを書いておきます。
南側の窓際で直射日光が入る室内で使用してみます。窓ガラスには熱線遮断のフィルムが貼ってあります。バックライトは棒グラフで半分くらいの明るさに設定すると問題なく昼間見れます。
このバックライトの状態でスマートフォンとBluetoothテザリングをしネットワーク接続します。GPSはオンの状態です。
10時ごろから5時ごろまで、インターネットを見て回って3~4時間、他の時間は放っておいて画面が勝手に消えます。ときどき短い動画を再生します。画面が消えた状態でもBluetoothテザリングの接続は維持されます。

こんな軽い使い方でバッテリーは50%以上残っています。昼間は使いっぱなしでもバッテリーが無くなる心配は無さそうです。もっと重い事をしても良さそうです。

GPSについて

GPSの感度についてですが比較対象が無く評価は難しいです。手近にあるスマートフォンのHTC J Butterflyと比較するととても悪いです。どうやらButterflyのGPS感度が良すぎる見たいですけど。Butterflyでは一戸建て室内ならそこそこ位置を拾ってくれます。Arrowsでは窓際でなんとか位置を拾えるくらいです。
そもそもGPSを活用できるアプリが無いので使う事がほとんどありません。Google mapはWindowsストアアプリで出す予定は無いようですからMicrosoftに頑張ってくれる事を期待するしかないですね。


Windows 8について

Windows 8 のタブレットPC が便利に使えるかどうかはOSの対応とアプリの対応が重要です。残念ながら今現在では満足できる状態ではありません。

Windowsストアアプリの位置づけが微妙な感じです。新しいUIがWindows 8の売りになるはずですが、このUIで何をやらせたいのかマイクロソフトも解ってないんじゃないかと感じます。これも前述の通信手段と同じくWindowsマシンのパワーがスマートホンのインターフェースに包まれて何もできなくなっている感じです。今のところModern UIは拘束具になってます。

Windowsストアアプリを作る方も本気になってないのでしょうが、便利だと思うWindowsストアアプリに巡り合っていません。マウスとキーボードが前提になっていたり、タッチばかりしなくてはならなかったり、疲れるアプリが多いです。
そもそも今あるアプリはアプリの開発者がタブレットPCを使っていない状態で開発しているでしょう。やっとWindowsタブレットが出てきた状態ですからね。
普及しているタブレットの台数も微々たるものです。androidやiOSと比較するなんてできないです。わざわざWindowsタブレット用のアプリを作るなんて会社はほとんど無いでしょう。今後Windowsタブレットの普及とともにアプリが増えていくか、その前にModern UIが消えてしまうか・・・。

Modern UIを使っているとWindowsマシンなのに、なんで シングルタスクでシングルウインドウのソフトウエアに後戻りしてるんだ! と叫びたくなります。Windowsが複数形なのを忘れてしまったのでしょうか。アプリ間のコピペも簡単にできないです。
無理に携帯端末っぽい環境を作っているだけなので、Windows Phoneとかの下位互換モードと認識するのが現状は正しいのかと。それならデスクトップのエミュレータとして動いてくれれば十分なのに、と思います。


防水機能 お風呂での使用

ほぼ毎日半身浴のお供に使っています。今のところ大きな問題は無いです。数回湯船に落っことしてます。
メモリースロットやUSB端子のカバーは外れやすいので、風呂場内でタブレットを持つ時は注意しましょう。

画面両サイド下側にスピーカーの音を出すスリットが空いてます。この部分に水が入ると音がほとんど出なくなります。そしてなかなか水を出すことができません。無理にタブレットを振り回しても無駄です。一晩放っておくと自然に蒸発します。ドライヤーなどで乾かそうとしない方が良いでしょう。

そして、イヤホンジャック部にも水が入ります。もちろん防水ですから壊れないのですが、イヤホンジャックが刺さっていると誤認識してスピーカから音が出なくなった事があります。
風呂から出て夜は普通に音が出ていました。しかし、翌朝音が出なくなったのです。この時私は原因が判らずサウンドドライバのファイルが壊れたと思いOSの初期化をしてしまいました。もちろんそれで直る訳がありませんでした。故障か・・・と思ったのですが、ダメ元でイヤホンを抜き差しするとあっさり音が出ました。

このようなトラブルを避けるために、スピーカのスリットとイヤホン端子の周りに撥水剤を塗りました。車のフロントガラスに塗るようなやつです。水が入りにくくなりますよ。


タブレットというものについて

外で気楽にWEBを表示させて他の人に見せたりできるのはとても便利です。タッチ操作でWEBのスクロールや拡大縮小が自由にできるのはやはり便利です。視野角も広いので少人数で画面の確認も楽です。IE10はタブレットで十分使えるようになっています。

ここまでならiPadなど先行するタブレットと同じです。私もiPadを持っていました。しかし使い勝手が悪くARROWS Tab Wi-Fi QH55/Jを購入するとすぐに手放してしまいました。

iPadやandroidタブレットとの一番の違いはマルチウインドウだという事です。WEBで調べ物をする時、1枚の画面でまとまっている事などあり得ません。いくつものWEBページを開きとっかえひっかえするはずです。買い物ならEXCELに調べた価格をコピペするでしょう。こんな操作ができるのはWindows以外にありません。ブラウザがマルチタブになったくらいでは到底追いつけない使い勝手です。そのためModern UIの中途半端さを強く感じてしまいます。


以上、どうしても不満点を多く書いてしまいますが2か月ほどARROWS Tab Wi-Fi QH55/Jを使った感想です。
数年のうちに今のノートPCの性能はタブレットに入ってしまうようになるのです。Windows OSがより使いやすいものになる事を期待してます。


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