HTC J Butterfly HTL21を分解してみた

ガラスを割ってしまったスマートフォン HTC J Butterfly HTL21を分解してみます。本当はフロントパネルを交換しようと思ったのだけど・・・





分解の仕方

スマートフォンってどうやって分解するの?

アメリカのスマホ修理屋さん RepairsUniverse.com(HomePageへ) ではいろいろなスマートフォンの分解ビデオを公開してくれています。分解手順や必要な道具も紹介してくれており修理用パーツも売っています。HTC J Butterfly HTL21はアメリカではDroid DNAという名前で発売されているのが近いものになります。
Droid DNAで検索するといろいろなパーツを見つけることができます。アジアではX920dという名前なので”X920d”で検索してもパーツを見つけることができます。ほとんどはHTC J Butterflyと共通の部品です。

こちら HTC Droid DNA Screen Repair Guideに分解の仕方が説明されています。



分解の時に使うプラスチックのプライツールも売っています。US AmazonやeBayで”Pry Tool”で検索するとたくさん見つかります。日本のアマゾンだと無いですねぇ。






eBayでの買い物の仕方

簡単にeBayでのショッピングの仕方を書いておきます。

eBayでの支払いはPayPalを使うと便利です。PayPalはeBayの子会社です。まずはPayPalのアカウントを作りましょう。個人の場合はパーソナルアカウントが最初作れます。PayPalを使うとクレジット番号をショップへ伝える事が無いのでちょっとだけ安心です。詳しいアカウントの作り方は他のサイト様にお任せですので調べてください。(どうやったか忘れちゃったので・・・)
身分証明書などを提示して本人確認を行うとプレミアムアカウントに移行します。
注意点は海外サイトでショッピングするならば氏名・住所・連絡先を英語で書いておく必要がある事です。まずは日本語で登録し、その後英語の住所を追加しましょう。ちゃんと設定できれば日本語住所と英語住所を切り替えられます。しかしこれがとても解りにくかった記憶があります。

PayPalアカウントさえできればeBayのアカウントを作るのは簡単です。PayPalアカウントと関連付けをすればeBayのお買いもの生活の始まりです。

eBayではオークションと普通の販売商品がごっちゃに表示されます。オークションではない商品を探す時は"Buy It Now"あるいは"BIN"というフィルタを押します。

価格は米ドルで表示されていますがすぐそばに日本円も表示されているでしょう。JPYというのがそうです。
ここで安い! と思っても慌てて買わないでください。配送料をちゃんと確認しましょう。無料からとても高額まで幅があります。数千円の配送料は当たり前って感じです。商品の一覧表示のsort設定で"Price + Shipping"を選択すると配送料も表示されるようになります。あるいは商品の詳細を表示させて"Shipping:"という所に配送料が書いてあります。"Item location"が出荷される場所になります。”Ships to:”には配送可能な地域が書いてあります。JapanとかAsiaがあるかを確認します。
また、16,666円以上の商品には関税や消費税がかかるようになるので調べておかないと思わぬ出費になります。

HTC J Butterflyを分解する

HTC Droid DNA Screen Repair Guideにはトルクスネジがあると書いてありますが私のHTC J Butterflyにはトルクスねじは使われていませんでした。すべてプラスのネジ回しで外せます。
割れたフロントパネルにテープを貼る
割れたフロントガラスの破片が飛び散らないようにテープを貼っておきます。そしてプライツールでこじ開けていきます。

スピーカへつながるケーブルとコネクタ
裏ぶたが外しますがスピーカへつながるフレキシブルケーブルのコネクタがありますので勢いよく取り外さないでください。このコネクタは上から刺さっているだけなので端っこをこじれば外れます。

裏ぶたがはずれた
裏ぶたが外れました。

水色のパッキン
水色の防水用と思われるゴムパッキンがあります。ふたをこじる時にうまく外れず切れたりしました。もう防滴機能は無くなります。

フィルムを剥がすが・・・剥がさなくてよかった
黒いフィルムを剥がしてしまいました。後で見ると剥がさなくとも分解可能でした。

マザーボードを外す
マザーボードを外しました。

電源ボタンを引っ張り出す
電源ボタンの小さい基板を引っ張り出します。忘れるとすぐもげてしまいそうです。

封止してあるネジ
”VOID”というシールが貼られたネジをはずのを忘れていました。

下側の基板を外す
下側の基板は簡単に外れました。

バッテリーを外す
バッテリーは粘着テープで張り付いていますので引き剥がします。
バッテリーの交換をするにはここまでやらなくてはなりません。

ボリューム用スイッチを外す
ボリューム用のスイッチが付いたフレキシブルケーブルがフレームに張り付いています。ゆっくり剥がして引き抜きます。ケーブルが通る場所はゴムで防滴されていました。

今回の分解はここまでです。フレーム付きのフロントパネルが手に入れば部品を入れ替えることで修理できます。しかし日本向けのHTC J Butterflyのフレーム付パネルがeBayで見当たりません。
Dorid DNA用の部品は見つかりますがHTC J Butterflyとはパネルサイズが異なり使えません。

あるいは分解せずにフロントガラスだけ交換する手があるかもしれません。



この動画は剥がし終わった状態で説明だけしてます。ちょっと何言ってるか聞き取れません。

受話用のスピーカを無理やり取ろうとして壊してしまいました・・・。6ドルくらいで手に入りますが・・・





コメント

  1. これからどうなりましたか?

    返信削除
    返信
    1. フレーム付のパネルを探していますが無いんです。液晶とフレームを剥がすのが面倒で剥がしていません。
      バッテリーも替えたいなぁ、とか悩んでいると中古のButterflyの値段が下がってきてしまいました。中古が買える値段で部品を買うのもバカらしいので放置しちゃってます。液晶パネルが JDI に当たる保証もないし・・・。

      削除
    2. 私はフロントガラスだけ変えようとしたら剥がすときに液晶も死んでしまいました。笑
      aliexpressにHTL21で使えるか分かりませんけどX920Dのフレーム付きパネルならありますよ。
      http://www.aliexpress.com/item/original-for-HTC-X920D-Butterfly-LCD-display-digitizer-frame-assembly-replacement-free-shipping/1643278220.html

      削除
    3. 液晶に被害が行くとは・・・笑えませんね。
      情報ありがとうございます。aliexpressですか。ちょっと考えてみます。日本への送料がいくらかパッと見 判らなかったです。それと最近微妙に円安になってるなぁ。

      削除

コメントを投稿

最近のコメント

Threaded Recent Comments will be here.