GoPro用アクセサリーJaws:Flex Clampを三脚ネジに変換してWG-M1で使ってみる


アクションカメラWG-M1を何とか使おうとしてます。アクションカメラはどこに付けて映像を撮るかというのが一つの楽しみです。汎用性のあるクランプタイプのマウントを使ってあれこれ実験してみるのが良いと思いました。クランプタイプといえ大きさやはさめる物の大きさなどを考慮して選ばないと使えない物になってしまいます。
いろいろ検討した結果、GoPro用のJaws:Flex Clampが良くできているように思えたので買ってみました。



GoProのアクセサリを三脚ネジ穴用に変換する

GoProには普通のカメラの三脚穴がありません。独自の台座を使っています。そのためGoPro用アクセサリに普通のカメラを取り付ける事はできません。
しかし、GoPro用アクセサリはいろいろな会社が出していて、GoPro独自のマウントを三脚ネジへ変換してくれるアダプタがありました。

これでWG-M1を付けられそうです。試して見ましょう。


GoProを持っていないので実際マウントがどうなっているか良く判らないのでヨドバシカメラで聞いて必要なものを買いました。Jaws:Flex Clamp、バックルと三脚ネジの変換アダプタの他に固定ボルトが必要なようです。ヨドのお兄さんありがとう。
近所に家電量販店があればそこで探した方が早そうですが三脚ネジの変換アダプタはあまり扱ってないでしょうね。Amazonでは上で紹介している4点が必要だと思います。




これらをつなげると普通のカメラでジョーズフレックスクランプを使えるようになります。
GoPro用バックルと三脚ネジアダプタをつなげれば完成です。


バックルのGoProロゴがカッコいいです。



GoProのバックルとクランプをスライドさせるように取り付けます。この部分の滑りがとても固いです。一度試しで付けたら外すのに5分くらい格闘しました。何か潤滑剤を付けておいた方が良いでしょう。私はシリコン系の潤滑材をちょっぴり付けました。シリコンは静電気でほこりを引き寄せる性質がありますので屋内使用を想定する方にはおすすめしません。

ジョーズフレックスクランプの良い所はクランプ部分に樹脂ベルトが付いている点です。普通のクランプでは適切な厚さ・太さの物に挟まないと保持力が弱く、アクションカメラなど動きの激しい物に取り付けた場合にクランプ部分ががクルクルと滑ってずれてしまいます。
ジョーズフレックスクランプではクランプ部分にベルトが付いていてはさむ物の厚さ・太さに合わせベルトが巻き付きます。そのため、滑りにくくなっています。

自転車で使ってみる

寒いので海に出るのが嫌だったので自転車に取り付けて使ってみます。

フロントフォークはやめた方が良さそうです

早速自転車に付けてみましょう。
まずはフロントフォークに付けてみました。
右はちくわしか持ってねえ式に表示してみました。背景が悪く奥行感出てないですね・・・
クランプの大きさに比べフロントフォークのレッグ部分は細いのですが、クランプのベルトを調整するとしっかりはさむ事ができます。

が、この位置に取り付けるのはやめた方が良いでしょう。何かにぶつかってクランプが車輪のスポークに巻き込まれると車輪がロックしてしまい大変危険です。また、振動でカメラ部分が大きく振れるので車輪に接触しやすいです。

車輪近くへの取り付けは慎重に行いましょう。

フレームに付けてみる

フレームのトップチューブに付けてみました。
ハンドルは他の物がいろいろ付いているので挟むスペースがうまく開いていない場合があります。

ペダルを漕ぐのに邪魔にならないとするとトップチューブあたりしか空いていません。

カメラのアングルとしてこの位置は面白い点があります。それはハンドルを握る両手が写る点です。前の景色しか写っていないと何に乗っているか判らない場合もあります。近景と遠景が同じ画面に入るので奥行き感も出てきます。

トップチューブに取り付ける時も注意点があります。後輪ブレーキ用のワイヤーが通っている自転車が多いでしょう。必ずブレーキがスムースに動く事を確認しましょう。乗る前に問題なくとも走り出すと振動でクランプの位置が変わりワイヤーを圧迫しブレーキの効きが悪くなる事もあり得ます。いや、ありました。



実際に取り付けて走ってみたビデオをGIFにしてみました。ハンドルが見えていると画面が引き締まります。

かなり気に入ったジョーズフレックスクランプなのですが、唯一の弱点がバックルと三脚ネジアダプタを固定するボルト部分です。WG-M1は防水で十分軽いアクションカメラだとは思いますが、GoProより若干重いようで振動が加わっていると向きが変わってしまいます。向きが変わらないように固定ボルトを思いっきり締め付ける必要がありました。女性の力では固定しきれないかもしれません。これはGoProの弱点ですね。

自分の後ろ姿を入れて撮るなどしたい場合もあると思いますが取り付け状態を常に確認できない位置での使用はお勧めしません。しょせんはクランプですのでいつ外れるか判りません。命綱などワイヤーで脱落した時の対策も必要でしょう。

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