ワイヤレスのゲーミングマウスG602を買ってみた

Battlefield用のマウスをワイヤレスにしてみました。
ワイヤレスは通信をするための時間が余分にかかるので基本的にFPSゲームには向かないと言われています。そのためワイヤレスを避けていました。

LogicoolのG602は専用の通信ドングルを使ってタイムラグを抑える設計のようなので試しに買ってみました。


マウスは価格が安いのでいろいろなゲーム用マウスを買っています。

Cooler Master Inferno

今までで一番気に入ったのはCooler Master の Inferno(メーカHP) です。
私のマウスの持ち方は摘まみ持ちと言われる持ち方です。拡張ボタンの配置も私の手の位置と合っていてマウスを持ち直すような動作をせず押すことができます。

ゲーミングマウスでは当たり前のように拡張ボタンが付いています。ボタンには自由に機能を割り当てる事ができます。ただし、設定ソフトの使い方に癖があるというか直観的ではないのが悪い点です。使い方さえ判ればどうってことは無いんですけど。

マクロを割り当てる機能があってもFPSではそれほど使い道は無いです。私は"1"と"2"をどのボタンに割り当てるか悩むくらいです。Battlefieldではメインとサブの銃の切替です。キーボードでは薬指か中指を使って押す事になりますがWASDの位置を見失う可能性が高いのです。

私としてはホイールのチルト(左右)に割り当てるのが好きなのですが残念ながらこのマウスにチルトホイールはありません。ゲーミングマウスは何故かチルトが無いものが多いです。マウスを持つ人差し指で使える良いボタン位置なのになぁ。

そんなInfernoですが私は3個くらい買いました。なんでそんなに買ってるかというと・・・すぐに壊れるんです。2~3か月使うと同じ症状が現れてきます。その症状は、マウスカーソルが上下に動かなくなるんです。左右にだけ動きます(記憶違いが無ければ)。
光学式なのですが光学部品の位置にずれが生じているんじゃないかと疑っています。

(今の価格は・・・もっと買っておけば良かったかな)

Logicool G502

Infernoはとても気に入っていたのですが壊れすぎるのと、ほぼ日本でマウス販売撤退になってしまったので違うのを試してみる事にしました。
それで買ってみたのがG502です。過去にはLogicoolのマウスもいくつか買っていましたが何か使いにくいので避けていました。新しいマウスを探していた時に新製品の発表があったので買ってみました。

まずLogicoolマウスの特徴の一つ、デュアルモードスクロールホイールは気持ちいいですね。クリックのないグルグル回るホイールは無駄にまわしてしまいます。でもゲームには何の関係も無いです。
しかしホイールにチルトがあるんです。これはポイントが高い!マウスボタンへの機能の割り当てもわかり易いです。

が・・・
左クリックが軽すぎるんです。マウスを左右に動かそうと思うとうっかり弾を1発撃ってしまいます。裏取り中に頻発するのですぐ見つかります。うぅぅ。
RPGで戦車を狙っていると勝手に撃ちます。くぅぅ。
妙に人差し指を意識しなくてはなりません。

そして私にとって最悪なのはマウスを持ち上げにくい事です。
マウスの右側側面、薬指と小指が当たる部分がなだらかに傾斜しています。まったく指に引っかからないのです。マウスを大きく左右に動かさないとならない時に持ち上げてマウスの位置を戻す動作をしますがマウスを持ち上げるには滑りやすい側面を小指と薬指で力を込めて持たなくてはなりません。ゲームを続けていると指が痛くなってきます。最悪です。

チルトホイールという良い点がありますが悪い点がFPSとして致命的です。次のマウスを探さなくては。

Logicool G602

もうLogicoolは買うまいと思ったのですがもう一つ試して見たいものがありました。それはワイヤレス化です。

ケーブル邪魔なんです。FPSをやると特に邪魔です。ケーブルが引っかかってAimが追いつかず打ち負ける事はFPSゲームならお約束。出会い頭なんてもうダメです。
ワイヤレス化の障害は余計な通信をするためのタイムラグです。マウスケーブルを流れる情報を無線用の情報に変換して受信側ではそれを元に戻さなくてはなりません。ほんの数ミリ秒の遅れを気にしてパソコンパーツを買っているゲームマニアにはあり得ない選択です。

まぁ、お手軽ゲーマには全く問題の無いディレイのはずです。一応専用の無線通信方式を使っていて普通のワイヤレスマウスより通信の遅れは少ないようです。
とにかくケーブルの不利益より悪い訳は無いでしょう。

と、ワイヤレスを試そうと思うとLogicoolしか選択肢がありませんでした。G602を買ってみました。

G502とそっくりですので持ちにくいのを懸念していました。G502よりちょっとだけ持ち上げやすいです。う~ん、このデザイン最悪です。もうLogicoolはゲームやる人がデザインして無いんじゃないでしょうか。それともゲーミングマウスってMMO用なんですかね?FPSって小数なの?

持ちにくさは覚悟していたので他の点を少々。
左ボタンはほど良い固さになっています。マウスを動かすだけでクリックしてしまう事はありません。
ホイールはデュアルモードスクロールホイールではありません。普通のクリック感のあるホイールです。そしてチルトはありません! あると思ってました・・・。

親指側サイドボタンが6個あります。持ち上げる時に親指の引っかかりにもなり、誤ってクリックする事も無い固さです。使いやすそうな配置です。親指ボタンが多いマウスはMMO用に多い感じですが、他のマウスは誤クリックしやすい物が多くて避けていました。
チルトホイールに割り当てたい"1"と"2"が使えないのでどこに割り当てるか困りましたが親指サイドボタンが使えそうです。というか他に無いですが。

ワイヤレスの通信距離はかなり短いです。机の下のパソコンにドングルを挿すと机の上の場所によってはマウスカーソルが動かなくなります。障害物があると1mも通信できないようです。これは予想外。
G502には延長用ケーブルが付属します。長いケーブルです。つまり通信距離が短いのはわかっているという事ですね。モニタの近くまで延長する使い方が必要です。ゲーミングマウスとしてはデメリットでは無いです。普通の無線マウスとしては使いづらいかもしれません。

このマウスの特徴は電池の持ちが良いという点もあるようです。スイッチでパフォーマンスモードとスタミナモードの切り替えができます。パフォーマンスモードでも最長250時間電池が持つそうです。マウスを全く動かさない場合だと思いますけど。
問題はゲームをする時にパフォーマンスモードにし忘れる事です。LEDの色でどちらのモードかを表示してくれるのですがどっちが何色なんて憶えてません!
スタミナモードだとマウスの動作に一拍遅れるような感覚が現れます。たぶん動かさないとすぐに電力を切る動作をしているのでしょう。

さて、写真を何枚か撮りましたので載せておきます。

単三電池を同じ向きに入れる
電池は単三電池2本です。同じ向きに2本入れるんですね。
電池があるのでマウスは重たいです。なおさら持ち上げるの力が必要です。

左:G602 右:G502
形を比べられればなぁと撮ったけどわかんないですね。

左:G60 右:Inferno
せっかく撮ったのでInfernoと撮ったのも。

ケーブルが無くなったのがとても良いです。どこまでもマウスを動かせます。ゲーミングマウスは高感度で高いdpiを設定できるものが多くあります。でもFPSにはそんな高感度だとAimできません。私の場合は1000dpiから2500dpiあれば十分です。その代りマウスを動かす距離が延びるので広い机が必要です。後は机の上を片付ければ・・・。

マウスをころころ代えるともうAimできません。武器の切替ボタンの位置がまったく異なるので大慌てです。メインにサプレッサ付けたのにピストル出してパンパン。しばらくデス数増産です。

しかし何ですか? 最近のマウスの値上がりは。ロジクールも値上げするというので価格が安いうちにG602を買っちゃいましたけど。円安のせいもありますがUSでInfernoも高くなってますね。
パソコンが衰退産業になってますからパソコンパーツメーカもヤバいのかもしれません。
PC用BFが無くなる未来が来ないように祈ります。

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