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Pillowingが生じて造形速度を上げられない


時間をかけてプリントするとかできない性格のため、できるだけ速い速度でプリントできる条件を探しています。
ですが都合のよい条件はなかなかないですね。

pillowingが生じてしまいプリント時間を縮められません。pillowing・・・日本語でなんて言えばいいんでしょうね?



私が使っているプリンタはBonsai labのBS01+です。デュアルモデルです。
できる限り速いプリントをしたいと思っています。ABSでinfillは基本100mm/s設定にしています。
もちろんすべての部分を100mm/sで作る事はできません。

層厚0.1mmにすると問題がいろいろ生じてしまいます。infillの上の天井面の造形が難しいです。
pillowingと言われる症状が出てしまいます。

pillowing
Pillowing
material:ABS , layer height: 0.1mm
最左: 20mm/s 235℃ 最右: 70mm/s 230℃
pillowingとは上の写真のように天井面に盛り上がり面を塞ぎきれない部分が発生する事です。infill patternの上にフィラメントがうまく乗らないためです。

今はABSで高速プリントかつ層厚を薄くを目指しているため症状が大きく出ています。フレキシブルなフィラメントPolyFlexを使っていると層厚0.2mmでもほぼ必ず生じていました。ものすごく遅くプリントする必要がありました。20mm/sでも速すぎ。

ブリッジ部分のプリントの課題と類似していると思います。ブリッジ部分なら特別に設定項目を設けているスライサが多いため設定で逃げやすいのですが、top infillに特別な設定ができるスライサはほとんどありません。モデルの形状によってはプリントの大部分を占めてしまいますし、見た目の品質に直結する場所です。

解決するには、造形速度を落とすのが一番良いようです。surfaceの層を0.6mm~1.2mmになるよう設定するというのもあります。見えないように蓋を厚くするんですね。
いずれにしろプリント時間がとても増えてしまうので、まだ妥協できる解決方法は見つけられていません。ゆっくりのんびりプリントすればいいだけとも言えますが。

pillowingは3Dプリントのトラブルの中でもかなり複合的な要因で生じるようです。造形速度、温度、押し出し量、冷却ファンなどの設定のバランスが必要なようです。
フィラメントの押し出し量が足りない感じですが、top fillだけ押し出し量を増やす設定がスライサにないので試すことができません。

冷却ファンが効くようなので試してみたいですね。BS01は冷却ファンがありません。どうやって試そうかな。

今回のpillowingを中心に、あらためて3Dプリントで生じる問題についてのトラブルシューティングを紹介しているサイトをまとめてみます。

Print Quality Troubleshooting Guide / SIMPLIFY3D

https://www.simplify3d.com/support/print-quality-troubleshooting/

pillowingに相当する症状の解説はありません。
Pillowingという単語自体がultimaker界隈の表現なのでしょうか?

Ultimaker Troubleshooting / Ultimaker 

https://ultimaker.com/en/resources/troubleshooting


pillowingにページを設けています。冷却と底面上面の層厚に関してのアドバイスがあります。

Ultimaker Forum

Some Calibration Photographs
https://ultimaker.com/en/community/2872-some-calibration-photographs

ヘッド温度の違いによるプリントへの影響が判りやすい写真で載っているスレッドです。
pillowingでは冷却ファンの効果が写真で紹介されています。

Head fans stopped working (solved)
https://ultimaker.com/en/community/11442-head-fans-stopped-working-solved

ヘッドファンが壊れてpillowingが生じています。

Is this pillowing?
https://ultimaker.com/en/community/9971-is-this-pillowing

プリント条件を変えたプリント結果の写真があります。

Issue / Cura 

Ultimakerの場合はスライサとしてCuraを前提に対策が書かれている事が多いです。

Holes on top surface (pillowing)
https://github.com/daid/Cura/issues/771

infillの充填密度が24%と25%で大きく差があるようで、24%以下に設定していた場合は25%にして試すと良いそうです。
根本的な原因についても議論されているようです。
infillパターンのセルに閉じ込められた空気が膨張して・・・とか、上面1層目から失敗してますから違いますね。

A visual Ultimaker troubleshooting guide / 3DVerkstan

https://support.3dverkstan.se/article/23-a-visual-ultimaker-troubleshooting-guide

症状の写真と対応策が書かれています。
pillowingの項もあります。

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