Raspberry Pi 3のRaspbianでハードウエア支援が使えるVLCをビルドする
Raspberry Pi 3のRaspbian環境もだいたい整ってきました。あとはデスクトップでのビデオ再生ツールが欲しいなぁ・・・。
試しにVLCをコンパイルしてみました。
Raspberry Piのデスクトップ環境でビデオを見ることなんて全くないと思いますがVLCを使ってみます。
VLC media player
Raspbianのリポジトリにあるやつはハードウエア支援が効かないようです。
Ubuntu MATEなら使えるのがあるんですね。リモートデスクトップもMATEデスクトップになっちゃったし、もうUbuntuにしようかな・・・
ディストリビューションがたくさんあるんですね。向き不向きとか解説してくれるところはないんでしょうか。Windowsユーザーから見るとわけわからん。
お勉強ついでにVLCのコンパイルをしてみます。コンパイル手順はこちらにまとめられています。
書かれている通り順番にやってみます。
と、やってみましたがエラーでコンパイルできませんでした。何かツールかライブラリのバージョンが合わなかったようです。
前回の記事
Raspberry Pi 3へのリモートデスクトップ接続でサウンド、クリップボードとドライブリダイレクトを使えるようにする
で書いたようにxrdpのコンパイルをした後に試したらコンパイルできました。
intltoolをインストールしたのが良かったのかな?はっきり検証していません。
まずはソースファイルのダウンロードです。ダウンロードしたら展開します。
必要なライブラリーをインストールします。
ビルド条件を指定します。bootstrapを実行した後に
ビルドします。
インストールします。
vlcの設定でビデオとオーディオの出力先を目的に合わせて変えます。
上の手順に従い"OpenMAX IL video output"とするとRPi 3のHDMI出力にオーバーレイ出力さるようです。omxplayerと同じですね。
"OpenMAX IL video output"にしていればフルHDビデオでも余裕で再生してくれます。
デスクトップのWindowでは表示されないので注意してください。
ビデオ画面がHDMI出力にオーバーレイ表示されるためデスクトップ画面が見えなくなります。キーボードで操作しないと停止もできません。事前にホットキーを見ておきましょう。
"s"キーでSTOPです。"a"キーとか押すとアスペクト比が変わってオーバーレイしてるのがわかるかもしれません。
デスクトップでvlc画面を選択していないとホットキーが使えません。D&Dで再生した時に注意しましょう。alt+tabキーを押してプログラムを切り替えvlcが選択される事を祈りましょう。
vlcを最初に起動した時はOutputがAutomaticになっているようです。デスクトップでビデオが表示されますがハードウエア支援は効きません。Outputの設定をいじってしまうとその後映像が出なくなります。"XVideo Output"にすると良いようです。
HDMI出力へのオーバーレイではなく、デスクトップに表示させるとSD解像度がせいぜいといったところです。1440x1080解像度だと30fpsのソースはほぼ再生できませんでしたが24fpsは再生できました。フルHD解像度は再生できませんでした。
デスクトップでもwindowにオーバーレイ表示ができるのかと思っていましたがまだ無理のようですね。スケーリングできないのかな。小型PCのようには使えないようです。
リモートデスクトップで動かしてもSD解像度のビデオかつデスクトップの1/4程度の表示サイズならそこそこ見れます。フルスクリーンにすると3~5fpsくらいの更新になってます。
ちょっと試しでコンパイルしてみましたが使い道が思いつかないです。
試しにVLCをコンパイルしてみました。
Raspberry Piのデスクトップ環境でビデオを見ることなんて全くないと思いますがVLCを使ってみます。
VLC media player
Raspbianのリポジトリにあるやつはハードウエア支援が効かないようです。
Ubuntu MATEなら使えるのがあるんですね。リモートデスクトップもMATEデスクトップになっちゃったし、もうUbuntuにしようかな・・・
ディストリビューションがたくさんあるんですね。向き不向きとか解説してくれるところはないんでしょうか。Windowsユーザーから見るとわけわからん。
お勉強ついでにVLCのコンパイルをしてみます。コンパイル手順はこちらにまとめられています。
Tutorial: Compile VLC with HW acceleration - Jessie, RPi 2/3ハードウエア支援omxilが使えるようです。また、MMALを有効にするとクラッシュするようです。
by gkreidl » Sat Sep 03, 2016 3:39 pm
"And one more thing: enabling MMAL will crash VLC. Do not use it."
書かれている通り順番にやってみます。
と、やってみましたがエラーでコンパイルできませんでした。何かツールかライブラリのバージョンが合わなかったようです。
前回の記事
Raspberry Pi 3へのリモートデスクトップ接続でサウンド、クリップボードとドライブリダイレクトを使えるようにする
で書いたようにxrdpのコンパイルをした後に試したらコンパイルできました。
intltoolをインストールしたのが良かったのかな?はっきり検証していません。
まずはソースファイルのダウンロードです。ダウンロードしたら展開します。
cd ~/Downloads/ wget http://download.videolan.org/vlc/2.2.4/vlc-2.2.4.tar.xz tar Jxfv vlc-2.2.4.tar.xz手順に従いコマンドをコピペしていきます。
必要なライブラリーをインストールします。
ビルド条件を指定します。bootstrapを実行した後に
ビルドします。
インストールします。
vlcの設定でビデオとオーディオの出力先を目的に合わせて変えます。
上の手順に従い"OpenMAX IL video output"とするとRPi 3のHDMI出力にオーバーレイ出力さるようです。omxplayerと同じですね。
"OpenMAX IL video output"にしていればフルHDビデオでも余裕で再生してくれます。
デスクトップのWindowでは表示されないので注意してください。
ビデオ画面がHDMI出力にオーバーレイ表示されるためデスクトップ画面が見えなくなります。キーボードで操作しないと停止もできません。事前にホットキーを見ておきましょう。
"s"キーでSTOPです。"a"キーとか押すとアスペクト比が変わってオーバーレイしてるのがわかるかもしれません。
デスクトップでvlc画面を選択していないとホットキーが使えません。D&Dで再生した時に注意しましょう。alt+tabキーを押してプログラムを切り替えvlcが選択される事を祈りましょう。
vlcを最初に起動した時はOutputがAutomaticになっているようです。デスクトップでビデオが表示されますがハードウエア支援は効きません。Outputの設定をいじってしまうとその後映像が出なくなります。"XVideo Output"にすると良いようです。
HDMI出力へのオーバーレイではなく、デスクトップに表示させるとSD解像度がせいぜいといったところです。1440x1080解像度だと30fpsのソースはほぼ再生できませんでしたが24fpsは再生できました。フルHD解像度は再生できませんでした。
デスクトップでもwindowにオーバーレイ表示ができるのかと思っていましたがまだ無理のようですね。スケーリングできないのかな。小型PCのようには使えないようです。
リモートデスクトップで動かしてもSD解像度のビデオかつデスクトップの1/4程度の表示サイズならそこそこ見れます。フルスクリーンにすると3~5fpsくらいの更新になってます。
ちょっと試しでコンパイルしてみましたが使い道が思いつかないです。
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