Bluetoothスピーカ TDK A33のバッテリーを交換した

TDK A33とエネループ
Bluetoothスピーカーのバッテリーの寿命が来たようです。充電しても1分も動かなくなりました。
捨てるのにバッテリーを取り外そうと調べたところ、簡単にバッテリー交換ができそうなのでやってみました。


お風呂で使えるBluetoothスピーカーが欲しくてTDKのA33というスピーカーを買いました。
関連記事:風呂場で使えるBluetoothスピーカーTDK A33を衝動買いした

もう4年も経っていたのですね。ここ2年ほど充電してもまともに使えませんでした。すぐにバッテリーが切れてしまいます。バッテリーの寿命のようです。
スピーカーを新しいのに買い替えようかと思い、捨てるためバッテリーの取り外し方を調べてみました。そうしたら簡単にバッテリーは取り外せるし、交換もできそうだとわかりました。


底蓋はトルクスネジT4で開ける事ができます。内蔵のバッテリーはニッケル水素バッテリー6本を直列に接続したもののようです。



私もバッテリーの交換をしてみます。電池がショートすると燃えて火事になる危険があります。真似て交換する場合は自己責任です。
作業の前に側面のスイッチをオフにしてある事を確認します。

TDK A33 底面
底面に6か所ネジがあります。トルクスT4のネジ回しで開けていきます。

TDK A33 バッテリー取り出し
底面を開けると簡単にバッテリーを取り外せます。コネクタを取り外します。

TDK A33 バッテリーコネクタ
バッテリーのコネクタとケーブルは再利用します。バッテリーにはんだ付けされている部分はハンダごてで取り外します。
黒い丸い物は温度センサーだと思います。電線が細いので無理に引っ張ったりしないよう注意しましょう。

バッテリーは単三型のニッケル水素充電池で置き換えできます。A33のバッテリー収納部は単三電池を入れるのにちょうど良い形なので電池6本をそのまま入れる事にします。
単三型ニッケル水素電池6本は直列に接続します。プラモデル屋や百円均一ショップで単三電池2本を直列に入れるケースを探して、その電極を利用する事にします。

百円均一ショップでは単三ケースが見当たりませんでした。ですが、クリスマス用の電飾でちょうど使えそうな商品がありました。

電池ケース
単三電池2本でLEDがピカピカ光る電飾です。
この電池ケースの電極を分解して取り出します。

電池ケースの電極を取り出す
電池を直列接続する電極を取り外します。プラスチックケースに電極が刺さっているだけなので簡単に取り外せます。

TDK A33に直列用電極を入れる
A33へ入れてみました。ちょど良い大きさです。両面テープで止めます。

電池ケースの電極を外す
プラス極とマイナス極用の金具を取り外します。ハンダで電線を外します。
新品なのにスイッチと電極が錆びてます。ケースの中にはハンダのダマが・・・。

この電極と適当な板に固定し直します。プラスとマイナスが短絡すると電池が燃えて危険なので電極が動かないように固定します。

電極をホットボンドで固定しました。剥がれてショートしそうな気もします。電極を固定する板は後日3Dプリンタで作り直そうと思います。
この電極が接触するとバッテリーがショートして火事の原因になります。特に気を付けてください。

TDK A33とエネループ
新しい単三型充電池を直列接続になるようにA33へ詰め込みます。この時、新しい単三型充電池はすべて満充電にしておいてください。充電容量がバラバラな充電池を直列に接続すると本来の容量を使えません。
温度センサーを充電池に接するよう置いてテープで固定します。
電極がショートしそうになっていないか入念にチェックしてください。

後は底蓋を閉めネジ止めをしたら完成です。
メインスイッチを入れて動くか試してみます。

バッテリー交換したA33
復活しました。

元のバッテリーの容量は2000mAです。最近はこれより容量の大きい充電池もあります。










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