スプールスタンドのローラーの位置を変えてスプールがより安定するようにしました【3Dプリンタ】

スプールスタンド

スプールを支えるローラーの位置を変えました。


以前の形ではフィラメントの残りが少なくなるにつれフィラメントを引く位置がローラーから離れてスプールが倒れやすくなっていました。そこで、片方のローラの位置を高く変更しました。フィラメントを引き出す力でスプールをローラーへ押し付けて安定させる目論見です。

スプールスタンドアニメーション

DesignSpark Mechanical(DSMech)を使うのはやめました。FreeCADに戻ります。DSMechはネジ穴の位置や突き当て面など絶対に動いてはいけないパーツの位置関係が簡単に動いてしまうので機械部品を作れません。
FreeCADでは2次元図面から立体の形状操作までの過程がマクロのように記録され、最初の2次元図面への変更をするとその後の形状操作が再実行されます。DSMechでは操作の過程が消えて今ある物だけの操作しかできません。パーツの位置を間違えたり、違う形状にしたいと思ったら最初からやり直さなければなりません。

今回のとても簡単に見える形状を作る時でも、小さいスプールが地面に擦れてしまわないローラー間の距離とか、3Dプリントできる最大サイズとかの機械的制約があります。

スプールスタンド寸法

これらの関係をFreeCADでは拘束という機能で2次元図面に反映させる事ができます。面倒な位置関係を自分で計算して部品の座標を決める必要はありません。
CADはコンピュータ・アシステッド・デザインの略ですからちゃんとアシストしてくれるツールがいいですね。

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