3Dプリンタでモデルを置く向きを考えていますか?

タイトル
3Dプリンタをスライスする前にモデルを置く向きを考えましょう。
綺麗にプリントできなかったモデルも綺麗にプリントできるかもしれません。

3Dプリンタでプリントする時に一番失敗しやすいのは一層目の定着ですよね。これを気にしすぎてスライサーでスライスする前にモデルを置く向きを考えなくなっていませんか?
今回はこんなお話ですが、ブログとしては以前の記事の焼き直しです。
オーバーハングをもっと積極的に使えばサポート材の量を減らせるし強度を上げることもできるかもしれません。

例えばこんなモデルのスライス。ありがちな形じゃないでしょうか。
考えていないスライス
プリントしてちょっといじっていると円柱が根元から折れてしまうでしょう。
円柱と立方体は円の面積、それも壁の厚さでしか接着されていません。フィギュアとか力をかけないモデルなら問題にならないでしょう。ですが、冶具やケースの固定部品とか力が加わる用途なら使いものにならないでしょう。

こんな時はモデルを斜めにおきましょう。
斜めスライス
これで根本が折れる事はほぼなくなります。円柱と立方体は一体化します。
円柱の根本

円柱の層と層の接着面積は45度傾いたので1.41倍になります。つまり強度も上がります。円柱の強度をもっと上げるなら50度とか60度とかオーバーハングを上げていきます。
立方体がベッドから剥がれてしまうので手動でサポートを追加する必要があるでしょう。画像ではSkirtですがBrimにする必要もあります。

円柱の強度が最も高いのはこの向きです。
円柱の強度を優先
一番強度がありますが円柱をプリントするにはサポートが絶対必要になります。サポートに支えられる面は寸法精度が下がります。きれいにもできません。強度と寸法どちらを優先するかで配置を決めます。

Meshmixerには強度やサポートの量をパラメータにしてモデルの向きを決定する配置方向最適化の機能があります。
解析→向き と選ぶと配置方向が変わります。矢印が何個か出てくるでしょう。
MeshmixerのOrientation
いくつか向きの候補が表示されます。矢印をクリックするとその向きになります。
この結果を参考にしてプリントしやすい方向を決めます。

フィギュアなどでは頭を下にした方がプリントしやすい場合が多く割と知られたテクニックです。

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