b-mobileの音声通話専用 携帯電話SIMが来たので白ロムガラケーSH-03Eに挿して音声通話できるようにした
通話専用のMVNO SIMの”携帯電話SIM”が届きました。今回はauのスマホからのMNPです。早速、挿して動くか確かめました。
当然ながらあっさり動きました。
これでガラケー、スマホともMVNOです。
Nexus 7 LTEをIIJmioのSIMで使い始めるとauのHTC J Butterflyはただの音楽プレーヤーとなってしまいました。これでは毎月6千円以上払うのはバカらしいとガラケーへ戻る方法を考えていました。結論として音声サービスの始まったMVNOサービス b-mobileの携帯電話SIMを試そうと思いました。
携帯電話SIMはドコモの回線を使った音声通話専用のサービスです。もっとも安価なプランでは月額1290円(税別)で無料通話が1300円付いています。
このSIMを使うにはドコモのガラケーが必要です。機種変更で余っているものが使えます。
通話以外iモードは使えませんしメールもできません。FOMAの通信機能はありません。しかし、ショートメールSMSはできるようです。今時キャリアメールを維持する理由は古くから友人にキャリアメールのアドレスしか伝わっていない方、あるいは仕事でキャリアメールアドレスを使っている方くらいでしょう。私は仕事では使っていません。今回でキャリアメールから解放されました。まぁ、最悪SMSが使えるの何とかなるでしょう。
スマホならばデータ通信と通話のできるSIMもあります。こちらは月額料金1560円ですが無料通話がありません。データ通信という点ではIIJmioと比べると見劣りするので、私は今回音声通話のみをガラケーにする選択をしました。来年末には状況が変わっていると期待します。
スマホも待ち受けだけならそこそこ電池が持つようになってきました。1年前の機種HTC J Butterflyもauがらみのアプリをすべて無効にすると3日はバッテリーが持ちます。でもスマホは訳も判らずバッテリーを消費しだす事が多いですね。
携帯電話SIMは通信販売や店頭でも購入する事ができます。しかし、以前の電話番号をそのまま使うMNPをするにはb-mobileのオンラインショップb-marketで購入する必要があります。あるいはイオン専用のb-mobile SIMをイオンで購入すれば店頭でMNPの手続きが行えるようです。
SIMには電話番号があらかじめ設定されています。MNPでは以前の電話番号をSIMに設定しなおす必要があるのです。ですから、MNPの場合、購入してすぐに使うことはできません。SIMが送られてくるまで数日待つことになります。
携帯電話SIMを使うにはお店で携帯を買うのと同じような手続きが必要です。本人確認できる証明書をWEBで登録します。当たり前でですがMNPではMNP予約番号を取って予約番号を入力する必要があります。
ずーっとauだったのでドコモのガラケーを持っていません。1万円くらいの白ロムもポチってしまいました。私が選んだのはSH-03Eという機種です。WiFiもbluetoothも付いていないんですね。もっとも重要なSIMのサイズを調べてみます。ドコモのガラケーはすべて標準サイズのSIMだと思い込んでいたら、なんとSH-03EはマイクロSIMでした。危ない危ない。SIMを購入する際、SIMのサイズは良く確認しましょう。一度購入すると無料でサイズ交換はできません。
日曜日の昼頃に勢いでb-mobileへのMNPの手続きをしてしまいました。
さて、何日で開通できるでしょうか?明日は祭日です。MNP手続きが完了すると発送するそうです。4営業日以内には発送すると書いてあります。営業日?気になる文句です。
1日後の月曜日午前中に以前のauの回線が停止されました。手続きは進んでいるようです。しばらくは携帯電話番号が使えません。昼間にはガラケーがもう届きました。いつもは2日くらいかかるのに速いなぁ。
月曜日の夜9時ごろ手続きが確定して初期手数料の金額を知らせるメールが来ました。そして、夜10時には発送メールが来ました。祭日ですが速いですね。
2日後の火曜日の昼にはSIMが届きました。思ったより迅速に移行が行えました。届いたSIMのパッケージには手書きで以前の電話番号が書いてあります。さて、あとは買ったガラケーが壊れていなければ何の問題もありません。
SIMの向きを確認して慎重に挿し込みます。電源を入れると初期設定の画面が出てきてちゃちゃっと設定。さて、家の固定電話へかけると・・・プルルルる・・・。無事つながるようです。177の天気予報も試してみましょう。ちゃんと聞こえます。(今時の音声合成とは思えない声ですね。笑ってしまう。)
めでたくMVNOの携帯電話が開通しました。これでかなり通信費が抑えられます。
あとは非常時の通話品質がどのくらいあるかというのが気になりますね。ドコモ以外にb-mobileの課金情報をやり取りするので停電などで脆そうな懸念があります。まぁ、そんな時でないと確かめられないので気にしてもしかたありませんね。
それでは連絡先の移行。 ってどうやったらいいんだろう・・・?赤外線? HTC J Butterflyから送信すると何故かエラーで送信できません。古いauのガラケーへ一回送りそこからドコモのガラケーへ送ると入りました。連絡先の管理とかが前時代へ戻ってしまいました。
人によっては最大の欠点はFOMA通信ができないためにおサイフケータイが使えないことでしょうか。飲食店のクーポンも表示できません。
MNPの手数料がSIM代に追加されるのかと思っていたのですが初期手数料がMNPの手数料と同じ金額なので別途SIM代はかからないようです。あるいは後日別に請求が来るのかな?
これに白ロムガラケー代の約1万円がかかっています。
au時の毎月の支払いが6千円~7千円でした。月額が減った分、約6か月で今回の費用の元がとれます。2年縛りがあるから・・・と悩む時間がもったいくらいです。
より正確にはIIJmioのデータ通信分の支払いもあります。SIM3枚で約3千円です。
すると費用的には高速データ通信の毎月のデータ量が7GBから2GB(2014年4月1日より3GBになります)へ減ったこと、データ通信SIMが2枚増えた事のトレードで1000円安くなった程度です。
なんだ大したことないじゃん? いえいえ、家族用にスマホが使えますし、2年縛りの割引サービスが終わってしまえばauの基本料金はもっと高くなってしまいます。いつ2年縛りが切れるか?とか気にしなくてもう良いのです。好きな時に好きなスマホを買い替える事ができます。
さてMVNO運用を始めるわけですが料金体系がスッキリしたのが精神的にとても良いです。今までは複雑な料金プランと割引制度のため毎月いくらかかるのかはっきり判らなかったのです。
気持ちよく新年が迎えられそうです。
私は1年前までガラケーを普通に使っていました。そして、スマホに変えてわずか1年でキャリアとの直接的契約の無い状態で通信通話できる環境が手に入りました。今年のMVNOの変化は速かったです。そして、来年にはもっと速い変化が起こりそうですね。
IIJが音声サービスを始めるかどうかが気になるところです。今のところ通話とデータ通信を1台の端末で行うのはバッテリーの持ち時間的に問題があり、まだまだ現実的ではないです。しかし、料金的にデータのみと音声付きで大差ないならどちらのSIMにするか気にする必要もなくなってくるのでしょう。
また、海外旅行を多くいく人も便利になります。今まではキャリア縛りのスマホしか無かったため海外で自分のスマホを使う事ができませんでした。しかし、SIMフリーの端末をMVNOで気軽に使えるようになると世界中どこへ行っても現地のMVNO SIMへ差し替えることで自分の端末が使えるようになるのです。そもそも、キャリアがローミングサービスでカバーすべき所でしたが利用料金の不明瞭さと高額で下手にローミングサービスを使えない状態になっていました。
国内の電機メーカーの不甲斐なさを再認識させたのもMVNOがらみです。appleが突然SIM
フリーiPhoneを発表したり、Nexus 5が低価格で発売されたり。グローバルモデルなら世界で使えるわけです。わざわざ日本ローカル縛りをかけていては売れるものも売れないでしょう。(SIMフリーの防水Windowsタブレット はよう!)
土管屋になることを必死に避けていたドコモですがそろそろ土管屋に徹してくれるとうれしいですね。こうなると心配なのはauです。auやソフトバンクもMVNO事業者への回線貸し出しを行うのでしょうか?auはドコモ/ソフトバンクとは通信方式が違うためグローバルモデルのスマホでも使えない可能性が高いのでかなり不利です。
MVNOの低価格をみんなが知ってしまうともうキャリアの端末を使う人がほとんどいなくなってしまうかもしれません。高額な通信料で3大キャリアが利益を出しているわけですが、ドコモが身を切ってMVNOに本気を出すと他は一気に傾いてしまうのでは? となるとソフトバンクは黙って見ている訳がありません。音声回線はNTTグループの独壇場です。データ通信(IP電話)と音声回線の垣根が低くなると音声用SIMサービスなんて無くてもいいんですよね。何をしてくるか期待しましょう。
当然ながらあっさり動きました。
これでガラケー、スマホともMVNOです。
Nexus 7 LTEをIIJmioのSIMで使い始めるとauのHTC J Butterflyはただの音楽プレーヤーとなってしまいました。これでは毎月6千円以上払うのはバカらしいとガラケーへ戻る方法を考えていました。結論として音声サービスの始まったMVNOサービス b-mobileの携帯電話SIMを試そうと思いました。
携帯電話SIMはドコモの回線を使った音声通話専用のサービスです。もっとも安価なプランでは月額1290円(税別)で無料通話が1300円付いています。
このSIMを使うにはドコモのガラケーが必要です。機種変更で余っているものが使えます。
通話以外iモードは使えませんしメールもできません。FOMAの通信機能はありません。しかし、ショートメールSMSはできるようです。今時キャリアメールを維持する理由は古くから友人にキャリアメールのアドレスしか伝わっていない方、あるいは仕事でキャリアメールアドレスを使っている方くらいでしょう。私は仕事では使っていません。今回でキャリアメールから解放されました。まぁ、最悪SMSが使えるの何とかなるでしょう。
スマホならばデータ通信と通話のできるSIMもあります。こちらは月額料金1560円ですが無料通話がありません。データ通信という点ではIIJmioと比べると見劣りするので、私は今回音声通話のみをガラケーにする選択をしました。来年末には状況が変わっていると期待します。
スマホも待ち受けだけならそこそこ電池が持つようになってきました。1年前の機種HTC J Butterflyもauがらみのアプリをすべて無効にすると3日はバッテリーが持ちます。でもスマホは訳も判らずバッテリーを消費しだす事が多いですね。
携帯電話SIMは通信販売や店頭でも購入する事ができます。しかし、以前の電話番号をそのまま使うMNPをするにはb-mobileのオンラインショップb-marketで購入する必要があります。あるいはイオン専用のb-mobile SIMをイオンで購入すれば店頭でMNPの手続きが行えるようです。
SIMには電話番号があらかじめ設定されています。MNPでは以前の電話番号をSIMに設定しなおす必要があるのです。ですから、MNPの場合、購入してすぐに使うことはできません。SIMが送られてくるまで数日待つことになります。
携帯電話SIMを使うにはお店で携帯を買うのと同じような手続きが必要です。本人確認できる証明書をWEBで登録します。当たり前でですがMNPではMNP予約番号を取って予約番号を入力する必要があります。
ずーっとauだったのでドコモのガラケーを持っていません。1万円くらいの白ロムもポチってしまいました。私が選んだのはSH-03Eという機種です。WiFiもbluetoothも付いていないんですね。もっとも重要なSIMのサイズを調べてみます。ドコモのガラケーはすべて標準サイズのSIMだと思い込んでいたら、なんとSH-03EはマイクロSIMでした。危ない危ない。SIMを購入する際、SIMのサイズは良く確認しましょう。一度購入すると無料でサイズ交換はできません。
日曜日の昼頃に勢いでb-mobileへのMNPの手続きをしてしまいました。
さて、何日で開通できるでしょうか?明日は祭日です。MNP手続きが完了すると発送するそうです。4営業日以内には発送すると書いてあります。営業日?気になる文句です。
1日後の月曜日午前中に以前のauの回線が停止されました。手続きは進んでいるようです。しばらくは携帯電話番号が使えません。昼間にはガラケーがもう届きました。いつもは2日くらいかかるのに速いなぁ。
月曜日の夜9時ごろ手続きが確定して初期手数料の金額を知らせるメールが来ました。そして、夜10時には発送メールが来ました。祭日ですが速いですね。
2日後の火曜日の昼にはSIMが届きました。思ったより迅速に移行が行えました。届いたSIMのパッケージには手書きで以前の電話番号が書いてあります。さて、あとは買ったガラケーが壊れていなければ何の問題もありません。
SIMの向きを確認して慎重に挿し込みます。電源を入れると初期設定の画面が出てきてちゃちゃっと設定。さて、家の固定電話へかけると・・・プルルルる・・・。無事つながるようです。177の天気予報も試してみましょう。ちゃんと聞こえます。(今時の音声合成とは思えない声ですね。笑ってしまう。)
めでたくMVNOの携帯電話が開通しました。これでかなり通信費が抑えられます。
あとは非常時の通話品質がどのくらいあるかというのが気になりますね。ドコモ以外にb-mobileの課金情報をやり取りするので停電などで脆そうな懸念があります。まぁ、そんな時でないと確かめられないので気にしてもしかたありませんね。
それでは連絡先の移行。 ってどうやったらいいんだろう・・・?赤外線? HTC J Butterflyから送信すると何故かエラーで送信できません。古いauのガラケーへ一回送りそこからドコモのガラケーへ送ると入りました。連絡先の管理とかが前時代へ戻ってしまいました。
人によっては最大の欠点はFOMA通信ができないためにおサイフケータイが使えないことでしょうか。飲食店のクーポンも表示できません。
MNP時にかかた費用は?
- auの転出
- 9975円 契約解除料
- 2100円 MNP転出手数料
- 日本通信の転入
- 3150円 初期手数料
- 1354円 基本使用料(月額1290円の税込)
- 3円 ユニバーサルサービス料
MNPの手数料がSIM代に追加されるのかと思っていたのですが初期手数料がMNPの手数料と同じ金額なので別途SIM代はかからないようです。あるいは後日別に請求が来るのかな?
これに白ロムガラケー代の約1万円がかかっています。
au時の毎月の支払いが6千円~7千円でした。月額が減った分、約6か月で今回の費用の元がとれます。2年縛りがあるから・・・と悩む時間がもったいくらいです。
より正確にはIIJmioのデータ通信分の支払いもあります。SIM3枚で約3千円です。
すると費用的には高速データ通信の毎月のデータ量が7GBから2GB(2014年4月1日より3GBになります)へ減ったこと、データ通信SIMが2枚増えた事のトレードで1000円安くなった程度です。
なんだ大したことないじゃん? いえいえ、家族用にスマホが使えますし、2年縛りの割引サービスが終わってしまえばauの基本料金はもっと高くなってしまいます。いつ2年縛りが切れるか?とか気にしなくてもう良いのです。好きな時に好きなスマホを買い替える事ができます。
さてMVNO運用を始めるわけですが料金体系がスッキリしたのが精神的にとても良いです。今までは複雑な料金プランと割引制度のため毎月いくらかかるのかはっきり判らなかったのです。
気持ちよく新年が迎えられそうです。
これからの移動体通信に思う事
これでデータ通信と音声通話の両方ともがMVNOになりました。私は1年前までガラケーを普通に使っていました。そして、スマホに変えてわずか1年でキャリアとの直接的契約の無い状態で通信通話できる環境が手に入りました。今年のMVNOの変化は速かったです。そして、来年にはもっと速い変化が起こりそうですね。
IIJが音声サービスを始めるかどうかが気になるところです。今のところ通話とデータ通信を1台の端末で行うのはバッテリーの持ち時間的に問題があり、まだまだ現実的ではないです。しかし、料金的にデータのみと音声付きで大差ないならどちらのSIMにするか気にする必要もなくなってくるのでしょう。
また、海外旅行を多くいく人も便利になります。今まではキャリア縛りのスマホしか無かったため海外で自分のスマホを使う事ができませんでした。しかし、SIMフリーの端末をMVNOで気軽に使えるようになると世界中どこへ行っても現地のMVNO SIMへ差し替えることで自分の端末が使えるようになるのです。そもそも、キャリアがローミングサービスでカバーすべき所でしたが利用料金の不明瞭さと高額で下手にローミングサービスを使えない状態になっていました。
国内の電機メーカーの不甲斐なさを再認識させたのもMVNOがらみです。appleが突然SIM
フリーiPhoneを発表したり、Nexus 5が低価格で発売されたり。グローバルモデルなら世界で使えるわけです。わざわざ日本ローカル縛りをかけていては売れるものも売れないでしょう。(SIMフリーの防水Windowsタブレット はよう!)
土管屋になることを必死に避けていたドコモですがそろそろ土管屋に徹してくれるとうれしいですね。こうなると心配なのはauです。auやソフトバンクもMVNO事業者への回線貸し出しを行うのでしょうか?auはドコモ/ソフトバンクとは通信方式が違うためグローバルモデルのスマホでも使えない可能性が高いのでかなり不利です。
MVNOの低価格をみんなが知ってしまうともうキャリアの端末を使う人がほとんどいなくなってしまうかもしれません。高額な通信料で3大キャリアが利益を出しているわけですが、ドコモが身を切ってMVNOに本気を出すと他は一気に傾いてしまうのでは? となるとソフトバンクは黙って見ている訳がありません。音声回線はNTTグループの独壇場です。データ通信(IP電話)と音声回線の垣根が低くなると音声用SIMサービスなんて無くてもいいんですよね。何をしてくるか期待しましょう。
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