Surface Pro 3は発熱のためi7の性能を活かせない

WIFi接続でトラブったSurface Pro 3ですが、古いVAIO Fからの環境移行をしています。
CPUはi7のモデルを購入したのですがi5で十分かもしれません・・・



Surface Pro 3は2に比べてお得感が薄いですよね。ちょっと高い。そのためCPUはi5でいいや、と思っていました。しかし、パソコンの陳腐化速度は相変わらず速いです。結局はその時のよりCPUの良いPCを使った方が結果的にお得になる事も事実です。遅いと感じて後悔して2~3年使う事になると精神的にもイヤです。

そして、前機種VAIO Fではビデオのエンコードを良くしていました。エンコードは時間がかかるしPCを放っておくしか無いので、場所を取らず消費電力も低いノートパソコンでやらしています。
その変わりならCPUはi7くらい欲しいよね・・・と思ったりしました。
どうせ店頭在庫は無いだろうと軽く聞いてしまったのが運の尽き。我が家にi7のSurface Pro 3が来てしまいました。さすがに512GBモデルじゃありませんが。

で、実際にエンコード作業をやってみました。
CPUはi7です。クロック周波数は最大いくつなのでしょうか?どこにも書いてない?
実際に動かすと2.58GHzという表示が見えました。ターボブースト時の最大は2.6GHzなのでしょう。
短い動画で試してみると、そこそこいい感じです。

と調子にのって大きなファイルのエンコードを開始しました。

エンコードが終わらない・・・

まず使っているエンコードソフトはHandbrakeです。エンコード中にスリープしない設定にチェックを入れているのですがスリープしてしまいます。そのため、夜にエンコードを開始したファイルが朝になっても全く進んでいないです。
これはソフトが原因なのでSurface Pro 3は悪くないですね。新しいハードウエアにはありがちな問題です。


パフォーマンスモニタでクロック周波数を追っていると1.5GHzになっている期間が長いです。時々思い出したように2.58GHzになります。エンコード中のSurface Pro 3はとても熱くなっています。手に持ってタブレットとして扱う気にはならないくらい熱いです。
最近のCPUだとエンコード中でもWEB閲覧やメールに全く影響が出ないですから、エンコード中は普通のタブレットとして使えるかな?と思っていましたが残念ながらこんな使い方はできません。
(CPUはi7-4650Uだったんですね。1.7GHz/最大3.3GHz)

この熱のためCPUのターボブーストが効かずクロック周波数が上がる事はありません。
標準のクロック周波数も維持できていないようです。
と言う事は・・・

Surface Pro 3でCPUのi7とi5の差を体感する使い方はほぼ無いでしょう。i5で十分ですね。
CPUが物を言う重いソフトを動かしても熱の制約が出てしまいます。i5でもハイパースレッドに対応しているので内部キャッシュの容量がi7に比べ劣るくらいです。それもほんのちょっと。
価格の差を実感する事は無さそうです。
メモリーはあって困る事はないので8GBモデルをお勧めします。

コメント

  1. デスクトップで右からスワイプ→設定→PC情報
    で周波数を確認できます。通常とターボブースト時の二つの周波数が書かれています。

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    1. そこの周波数表示は標準周波数しか信用できません。もう一つの周波数はUEFIの設定を反映している訳でもないようです。何か表示されていても意味は無いです。

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