3Dプリントの進捗を離れた部屋でLED表示できる WLED Connection プラグイン

タイトル

OctoPrintのプラグイン WLED Connectionを動かします。ワンボードマイコンESP32で動くWLEDをOctoPrintからコントロールするプラグインです。WLEDはアドレッサブルRGB LEDを光らせるプログラムです。WiFi経由でLED表示を変えるので3Dプリンタと離れた部屋でも3Dプリントの進み具合が表示できます。


OctoPrintのプラグイン WLED ConnectionはWLEDをコントロールして3Dプリンタの状態をLEDで表示します。
WLED Connection
This plugin allows you to configure a WLED device to connect to OctoPrint, and the LEDs can react to different events to display the status of your prints with ease!
WLEDを使えるようにしないとWLED Connectionは使えません。光らせるLEDが無いんですから。
WLEDはワンボードマイコンESP32で動かすプログラムです。WiFi接続でWEBサーバーが動きます。ブラウザからLEDテープをコントロールできます。

OctoPrintではWS281x LED Statusプラグインというのもあります。WLED Connectionとは同じ作者によるプラグインです。WS281x LED StatusではOctoPrintを動かしているRaspberry PiにLEDテープを接続してLEDを光らせていました。OctoPrintと3DプリンタはUSBケーブルで接続するので遠くへ離すことができません。

WLED Connectionではネットワークを通してWLEDを動かしLEDを光らせます。OctoPrintとはネットワーク WiFiでつながるだけなのでLEDを3Dプリンタから遠くへ離せます。違う部屋でLEDを光らすこともできます。
また、OctoPrint側に追加ハードウエアは必要無くプラグインを追加するだけで動きます。ハードウエアを追加できないAndroidスマートフォンでOctoPrintを動かすOcto4aでもLED表示が可能になります。

WLED Connectionのインストール

プラグインマネージャーからインストールできます。"wled"で検索すると見つかるでしょう。
Octo4aにインストールする場合は、WLED Connectionのインストール時にライブラリをビルドしようとしてエラーになるでしょう。”Install plugin extras”で追加プログラムをインストールします。これでビルドに必要なプログラムが追加されます。その後プラグインをインストールしましょう。

WLED Connectionの初期設定

プラグインのインストールができてもWLEDはまだ動きません。WLEDがどこにあるのか教えなくてはなりません。WLED Connectionの設定で"Edit connection settings"を開きWLEDのIPアドレスを設定します。その画面の下の方にテストボタンがあるのでテストが成功すれば準備完了です。

WLED Connectionの設定

3Dプリンタの状況に応じてどんなLED表示をするか設定できます。3Dプリンタとのシリアル通信が確立しているか、プリントが終わったか、ノズル・ベッド温度、プリントの進捗状況等で表示を変えられます。プリンタの状況が変わった時にトリガがかかりLED表示が変わります。

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